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コロナ禍での経営5~最悪を想定して、経営しましょう~

事業撤退も想定して、経営しましょう

コロナ禍での経営1」で、五島つばき商店はそもそも売上が上がらない前提で創業しましたので、まだ耐えております。

しかし、副業しても、支払いが追いつかない場合はあきらめて、廃業が良いと思います。

スポットライトは浴びませんが、線引きして「撤退」が上手い事も経営者として、大事な能力です。

突っ込んだお金を取り返していない、まだいける、まだ大丈夫、協力金がでるから、お金が借りられるからと前向きな事は大切です。

しかし、「撤退」なき、消耗戦で待つのはほぼ失敗です。

キズが浅い内に「撤退」して、再起を図る方が良い事もあります。

最悪を想定する

米国ランド研究所の危機管理(リスクマネジメント)の専門家
"Plan for the worst,. Hope for the best."
「最悪を想定して計画を建てよ。
そして、その後は最善を期待しながらその計画を実行せよ。」

耐えられる設計する

例えば、手術中に停電になりましたは許されますか?

自分が患者なら、絶対に嫌ですよね。

病院は停電を想定して、自家発電に切り替えます。

経営も同じで、想定される危機(リスク)を洗い出し、フォローできる様にしておきます。

仮に耐えられた経営者の次の課題はコロナ禍で不景気で、売上が上がらないです。

しかし、これも言い訳です。基本的に家賃、借り入れなどの支払いは待ってくれません。

コロナ禍でも売上を伸ばしている企業はあります。

厳しい事を言いますが、IT系じゃないからなど、目をそむけてはいけません。

売上が伸ばせるヒントがないか、見にいく、真似をする努力が必要です。

例えば、農家さんが野菜が売れずに捨てています。漁師さんが魚が売れずに捨てています。中には高級食材もあると思います。

それぐらい、食材が安い値段になっているなら、お弁当250円でも利益が出せないか考えます。

タイムセールのお弁当、半額の250円とは別です。

その、農家さん、漁師さん、または食品卸さんとお弁当を物々交換も良いと思います。

食べられなくて、炊き出しに並んでいる人もいる状況です。

夜20時以降は飲食店が閉まるので、その時間帯を狙うのも手です。

毎日の様にコンビニ弁当を買って、あきている人がいればチャンスです。

枯れた技術の水平思考

複数の問題を一つのアイデアで解決する、これが本当に賢いです。

今は亡き、元任天堂開発第一部部長 横井軍平さんの「枯れた技術の水平思考」が有名です。

『既存の技術を既存の商品とは異なる使い方をしてまったく新しい商品を生み出す。結果的に開発コストを低く抑えることができるのが特徴である。』

まとめ

事業撤退も想定して、経営しましょう。

撤退しないための耐えられる設計をしましょう。

耐えられたなら、コロナ禍でも売上を伸ばしている企業をヒントにしましょう。

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