中学受験の準備を始めよう!
中学受験の偏差値とは
偏差値はある集団(これを母集団と言います)の中で、学力がどの程度の位置にあるのかを測る1つの目安のことです。
真ん中を偏差値50として
●偏差値55(あるいは45)で上位(下位)30.85%
●偏差値60(あるいは40)で上位(下位)15.87%
●偏差値65(あるいは35)で上位(下位)6.68%
●偏差値70(あるいは30)で上位(下位)2.28%
●偏差値75(あるいは25)で上位(下位)0.62%
●偏差値80(あるいは20)で上位(下位)0.13%
となります。
そもそも中学受験の母集団は、高校受験・大学受験と異なり、母集団は成績上位者となります。
よって偏差値40台でも、小学生全体から見ても上位に入ります。
そのため高校も募集している一貫校では、中学受験と高校受験では偏差値がかなり異なる場合もあります。
よって偏差値が低いとされる中学校でも、実は簡単に入れないことが多いです。
そもそも中学受験の学習内容は教科書の範囲を大きく超え、特に算数では学校の勉強では学習しない内容も基礎レベルとして扱われます。
分野・単元によっては中学校の教科書以上のことを学んでいきます。
中学受験を始めるにあたって
学校の勉強が問題なく進められていることが大前提となります。
ですので先ずは教科書レベルの問題はスムーズに解けるようにならなくてはなりません。
また中学受験は教科書を超える内容を扱うので、かなりの学習量が必要となります。
復習をメインとした家庭学習が重要です。そのためにも家庭学習の習慣をつけておく必要があります。
算数の準備
計算は確実に解けるようにしましょう。
また2桁同士のたし算・ひき算や、2桁×1桁のかけ算、2桁÷1桁のわり算は暗算で解けるように練習しておきましょう。
平方数(同じ数をかけわせたもの)や100までの4の倍数・5の倍数・12の倍数も九九のように覚えてしまった方が便利です。
国語の準備
漢字は該当学年だけでなく順次学年を進めて覚えてしまいましょう。
語句は最近の公立小中では殆ど扱わないので、家庭学習にて慣用句やことわざ、故事成語を覚えておきましょう。
理科の準備(新小4)
身近な植物は写真やイラストを見て名前が答えられるように覚えておきましょう。
博物館やプラネタリウムなどに足を運ぶのもお勧めです。
社会の準備(新小4)
都道府県と庁所在地は地名だけでなく地図でも答えられるようにしましょう。
都道府県は位置だけでなく、形もしっかりと覚えておきましょう。
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