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私が指標トレードやファンダメンタル分析をやらない理由!重要経済指標の見方

FXを始めたばかりの頃、数々の手法で失敗し、小さい損失を積み重ねてきました。

そこで、なんとか利益になる手法を身につけようと、研究したのものの一部が指標トレードなのです。

その当時、私が思いついた投資スタイルは、主に2つ考えられます。

ひとつ目は、指標数分前の突発的な値動きをチャートで確認し、その高騰した値動きに飛びのるという投資手法です。

これは、似たような値動きをしやすい通貨ペア同士が同方向に動くほど、方向を狙う根拠が強くなります。

具体的にいうと、相関関係が強い通貨ペアを全て観察し、指標発表直前の強い値動きを追っていくという考え方です。

それが、ドルストレートのグループやクロス円、ユーロクロスのグループだろうとかまいません。

もし、それらのグループを超えて、相関関係の高さが確認できる場合、別の通貨ペアをとりいれても良いです。

ただし、相関関係は、日に日に変化していくものですから、定期的にチェックしていく必要があります。

さらに、この手法の注意点は、値動きが爆発的に変化するのが、指標発表時だとは限らないところです。

下手したら、指標発表の数分前にいきなり高騰することがあり得ます。

当然、指標発表後、数分して激動することだってあるのです。

指標トレードの弱い点は、業者によって、スリップページが制限となり、エントリーできないという事態が頻発するところです。

そして、1分足のトレード以上に、一瞬の反射神経が要求され、心臓に悪いトレードを余儀なくされます。

精神障害で、メンタルに欠陥のある私は、あえなくこの手法を断念しました。

ふたつ目は、メジャーなやり方で知っている人も多いと思います。

白色ライン(エントリーライン)に2つのIFO注文を設定

Axiory Global Ltd.(AXIORY公式サイト)

これは、指標発表5~10分前に、直前の値動きを確認することで、その間の
最高値(図の赤色の丸)・最安値(図の黄色の丸)を、エントリー基準として採用し、買いと売り2パターンで、損切りを想定したIFO指値注文を入れるやり方です

分かりにくいので、簡潔にいうと、上下2本分ひかれたサポート・レジスタンスライン(図の白色のライン)を、エントリーの基準にして、重要指標発表の高騰・急落とともに、指値自動エントリーを成約するやり方です。

指値を入れる指標トレードは、指標である以上、買い方向か売り方向かを予想すること自体困難だとみなし、両方向のエントリーを前提とします。

私の場合は、値動きの状況次第で、最悪、最大2つの指値エントリーポジションを損切りしてしまうことに抵抗があり、検証を断念しました。

それだけでなく、指標トレードは、重要経済指標発表時以外、エントリーができないため、トレードチャンスがかなり限定されてしまいます。

チャートを長時間見る心配はありませんが、仕事などでプライベートがつぶれ、その日の指標トレードができなくなれば、損益のバランスが不安定化します。

利確方法は、同じく過去検証で導きだされた適当な値幅を、自動注文時に指定しておくか、値動きの反転を確認して手動決済するやり方が考えられます。

ひとつ目とふたつ目のエントリー手法も、利確は、上記のやり方にそって行われるのが普通です。

また、私の裁量手法をするときは、基本的に、経済指標が発表されても、トレードを続行します。

ファンダメンタル分析は、無視する姿勢をつらぬいています。

よろしければ、参考として、下記サイトをご覧ください。


ただし、例外として、ECBや雇用統計、FOMC、消費者物価指数の重要経済指標発表直前になると、デイトレードとスキャルピングのポジションは、途中決済します。

もし、経済指標を気にする方は、羊飼いのFXブログの◎やS以上の指標に、注意を払ってトレードをすると良いでしょう。

ほかにも、みんかぶというサイトのFX/為替コラムにある、ニュースを良く見ています。

このサイトから、要人発言や世界経済の動きを、無料でつかむことができるのです。

結局、私のオリジナルトレードにおいて、指標トレードは、実戦レベルで使えませんでした。

理由は、指標発表時にスプレッドが拡大しすぎて、利確しても、たいした利益にならないことが多かったからです。

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坂口正吾
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