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自己理念を創るコーチングを受けてみて

noteを始めます。自己紹介は追い追いとして、まずは書いてみたいと思います。初回は、自己理念についてです。自分の価値観の言語化を目指し、自己理念構築プログラムを受けました。その背景や内容についてまずは、書いてみます。

自己紹介

私は会社員をしています。様々な要因が重なり、心身の体調を崩しました。健康を回復させていく中で、自分自身の事を深く考える時間が持てるようになりました。その中で、改めて自分がこの先、どのように生きていきたいのかを考えた際、「軸となる自分」がない事に気付きました。また、自分自身や社会が変化していく中で、現在の自分の「価値観」が揺らぎ、何を大切にしているのか分からなくなっている状態でした。私は仕事に対して当時、以下のような価値観を持っていました。

価値観
目標達成:目標を達成する事は当然。もっと頑張らなければならない
物質主義:欲しい物は大体金で手に入る。より高い報酬を目指せ
競争意識:他人に負けるな。勝ち続けなければならない、他人にも自分にも

これらの価値観は、自身の性分によるところもありますが、長年の会社員生活の中で刷り込まれてきた部分もあると考えました。すなわち、これらは他人との比較の中で醸成された価値観であり、その価値観に縛られると自身の価値観を損なう事になります。入社当時、自分は何を大事にしていたか?それはおそらく、上記のような価値観で生きていく事ではなく、働く事を通した社会貢献や、住まいという人々の生活を支える仕事への期待や希望であったはずです。上記のような価値観を否定するつもりはないですが、自身の現在の生き方に合わなくなってきているのであれば、これらの価値観をアップデートするか、もしくは自身の内省を通して、新しい価値観に沿って生きる事が良いと考えました。

自己理念構築プログラム

上記の背景から、価値観のアップデートまたは新しい価値観の言語化を目指して、自己理念構築プログラムを受講する事にしました。

私が受講を決めたのは、安倍大資さんのプログラムです。
現在の自身の状態は、燃え尽き症候群(バーンアウト)であり、中年の危機(ミッドライフクライシス)でもあると考えており、これらの状態からの回復方法を探していました。その際に、本プログラムを知り、その考え方に共感し、受講を決めました。

ミッドライフクライシスの克服方法(安倍大資さんサイトより一部抜粋

ミッドライフクライシスからの回復プロセス
ミッドライフクライシスからの回復プロセス

私たちは事実を生きているようで、実は自分が意味づけた解釈の世界を生きている。生きるとは、自分にふさわしい、自分の物語を作り上げていくことに他ならない

「生きるとは自分の物語をつくること」河合隼雄・小川洋子著

獲得した言葉

プログラムの受講を通して、私は以下の自己理念を構築しました。

自己理念
自己理念

価値観の補足
折れない底力:自身の根底にある折れない力をエンジンに常に前を向い
        て生きていくこと
集中前進  :前を向きながら、目的と目標を一点に定め、全集中の
        決意と努力で進んでいくこと
開拓    :人生を自身の力で切り開いていく力。他人軸の価値観
        から脱却し、自身の価値観に沿って、自分らしく力まず
        進んでいること
楽しさ   :目的や目標を達成するプロセス自体も楽しんでいること
        それは遊びの要素や好奇心の探求などを通して、まるで
        子供のように無邪気に楽しんでいる状態
絆     :楽しさを仲間と共有している状態。老若男女、皆で肩を
        組み合い、同じ価値観を共有しながら、その絆の輪を
        広げていくこと

当時、重視していた「物質主義」「競争意識」といった価値観は、現れませんでした。また、自分自身がとてもシンプルな世界を望んでいるという大きな気付きもありました。私は、価値観は変化しても良いと考えています。それは、自分自身や社会が変化していくからです。一方で変化に柔軟に適応していくためには、自己理念が確立されている事が大切だと思います。そうでなければ、ただ単に流されていくだけだからです(それは適応とは言わない)。今回のプログラムを通して、創った自己理念は、大きな支えであります。迷った際には羅針盤のような存在にもなりますし、変化に適応していく際にも、この自己理念が基軸になります
プログラムを通して、並走して頂いた安倍さんにお礼申し上げます。

では、これらの自己理念を元に今後、どうしていくのか?
そのビジョンやミッションの実現手段については、また続きで書いてみます

最後に

自然災害や社会の変化など、抗えない大きな力に流される事があります。
しかし、成熟した社会の中では、自分たちは基本的に選択の自由を持っています。選び行動する事で未来の形は変わっていきます。当時、ハードワークをこなす中で目的を見失い、その先にあると思っていた幸せを見つけられませんでしたが、幸せとは解釈でもあると考えています。2023年は、「癸卯」年です。「癸」は、物事の終わりと始まりを意味し、「卯」は、春の訪れを意味します。自身にとっても、この年を、再生・創出の年としたいです。(2023年4月末)

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