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ゴロクエ Ep.2 「猫と逃亡」 2020.01.26 香川県・男木島編
べつに悪いことをしたわけじゃない、と胸を晴れるほどいい人間でもないし、それを証明できる術があるわけでもないけれど、日常から逃れたくなることは、きっと誰だってあるはず。というわけで散歩猿が今回の徘徊先に選んだのは瀬戸内海の離島……
男木島
フェリーがやってくる。
この人達もある意味では島から逃亡してきたのかもしれない。
そう思うと全員悪人に見えないこともない。
大人なのでしゅくしゅくと。そんなに浮足立つこともなく乗り込んだのは、午前10時高松港発のフェリー「めおん2」。
慌てない。走らない。ゆっくり搭乗が大人の嗜み。
「おんめ2」一番乗り。
大人なので出港しても胸が高鳴ることもなく、ぼんやりと窓外をながめる余裕を見せる。
ゴロツキポーズ。逃亡中であるというアティテュード。
愛機Fujifilm X-T20 ※4度修理。
ごろんと寝てみるのもおすすめ。遊び心を演出。
いても立ってもいられず、船内を徘徊する散歩猿D。
デッキのベンチ。
一旦陸とはお別れ。
屋外へ出ると風が冷たいだろうなと知りつつ、寒さを確認。
あっという間に男木島へ到着。
島へ降り立つ散歩猿D。
特徴的な男木島交流館(男木島の魂)に出迎えられる。
リフレクション/reflection
①反射。反映。
②内省。熟考。
ここから坂を登っていく。
山沿いを進む散歩猿D。
灯台をめざす。
男木島灯台
残念ながら改修工事中。
ハイカラな厠へ駆け込む散歩猿D。
砂浜を散策する散歩猿D。
流木には目がない散歩猿D。
落ちていたライフジャケットを羽織るわんぱくな散歩猿D。
潮風に黄昏る散歩猿D。
来た道を引き返しつつ、民家のある小道へ迷い込む。
道に迷い、途方に暮れるのもいい。
気になった道を選び、好きな方へ進む。
遅めの昼食をいただいた「食堂」からの眺め。
「おんめ1」はずっといる。
お食事処円
〒760-0091 香川県高松市男木町1925−2
堤防を歩く。
同じ目的を持つ仲間を発見。
フェリーから降りた観光客らを虜にするのがお仕事。
人懐っこい猫
立ち寄った休憩所からの眺め。
ご主人にお茶を御馳走になる。
島の猫たちを守る活動や、男木島灯台が映画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台になったというお話を伺う。
道案内してくれる猫
階段を登ってみる。
豊玉姫神社
恒例のお参り。
海を眺めながら坂をくだる。
ぽつねんと人を待つベンチ
男木漁港へとたどり着く。
近づきすぎる猫1
近づきすぎる猫2
くつろぎすぎる猫
歩く方舟
有名な作品を前にすると、なんだか恥ずかしくなるのはなぜだろう。
無意識に枝を拾ってしまうわんぱくな散歩猿D。
のんびりと着た道を引き返す。
清々しいまでに一点の曇りもない書き初め。
爪とぎすぎる猫
振り向きすぎる猫
そろそろ旅の終わりを噛みしめる散歩猿D。
ついに出発地点へと戻ってくる。
島テーブルで買ったおでんを頬張る散歩猿D。
波だって潮の流れに逆らいたくなることが、きっとあるはず。
だから時の流れに逆らいたくなったら、ほんとうに時間が止まっているかのように平和な海街「男木島」は最適の徘徊先かもしれません。
だから静かにしていたい人には持ってこいの場所だといいたいわけです。
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