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岡藤さんがぶっこんできた

こんにちは。
八重洲リーマンです。

最近僕らサラリーマンが楽しみにしているのが、伊藤忠商事の現役の会長、岡藤氏の日経新聞のコラム、「私の履歴書」です。

毎朝楽しみに読んでいるサラリーマンは、僕だけではないはずです。

現役の経営者がここまで書いていいのか? 
と思わなくもないですが、だからこその面白さがあります。

加えて、彼自信の言葉や思いが余すことなく文章に乗り移っており、大抵の私の履歴書はまるで面白くないのですが、今月は日経新聞を開くのが楽しみになっています。

ニトリの社長以来の面白さかもしれません。

そんな岡藤さんがぶっこんできた回が、数日前にありました。

丸紅と合併を検討した過去を振り返った回でした。
両商社の出自を考えると、過去に検討しててもおかしくはない話です。

しかし現役の伊藤忠の会長が、伊藤忠と丸紅の合併を本格検討した過去を振り返ると、何だか過去の話には感じられない気がしませんか?

記事の中には「社長は丸紅からで良い」と当時の丸紅社長の国分氏に伝えたとの記述もありましたが、何だか岡藤氏の不気味な余裕を感じます。

決して丸紅贔屓なわけではないですが、どうしても吸収してやろうと考えている腹の底が見え隠れして少し嫌な気がします。

「もう終わった話。でもこの先は何が起こるか分からない」
そんな書きぶりで文章は終わりますが、まるでTOBをしかける前振りを世間に対して行っている様に受け取ってしまったのは僕だけでしょうか。

でもそんな、生きた経済ドラマを見せつけてくれる岡藤氏は一サラリーマンとしてとても楽しみに見ています。

明日でラストですが、楽しみです🙂

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