日本最大の政令指定都市である横浜は、都市としての規模を見ると行政に対するマスメディアの報道が異様に少ないのが現状です。そのせいなのかはわかりませんが、横浜市は市長を筆頭に行政も市議会議員も好き放題です。
一番厳しい目で見ないといけない神奈川新聞、TVKが行政のおかしさに気づきながら知らん顔しています。
そんな横浜市のヤバさを、同じ神奈川県民としてウォッチするコンテンツです。
◯山中竹春横浜市長の消えた職歴
横浜市長の山中竹春氏の経歴は公式サイトを見ると以下の通りです。
このように記載されています。しかし2021年横浜市長選挙に出馬したときに下記の経歴がありました。
「2002年 – 2004年米国国立衛生研究所 (NIH) リサーチフェロー」
この経歴です。実は2021年に山中竹春市長が削除したものです。横浜市長選挙前からこの経歴について指摘されてきました。弁護士の郷原信郎氏は自身のブログで以下のように取り上げています。
どうして削除をしたのでしょう?
◯市長定例記者会見で経歴についてツッコまれた山中竹春市長
削除した経歴については、推薦をした立憲民主党や応援をした共産党が隠してくれたせいか、マスメディアには取り上げられませんでした。選挙結果はご存知の通りです。
しかし、市長になると待っているのが定例会見です。
当然「NIHリサーチフェロー」について質問されました。以下は2022年12月23日の定例会見からの引用です。
フリーランスの畠山理仁氏からの質問に対して、山中竹春市長は「リサーチフェローとの回答は得られなかった」と事実上認めています。この後、畠山氏がさらに質問をしていきます。
リサーチフェローという肩書きが嘘だったというのを「おかしいとは思わない」と断言した上で、リサーチフェローとビジティングフェローの違いを聞いていないのに説明し始めました。だが、その説明もおかしなものです。
山中竹春市長は「リサーチフェロー=米国市民」、「ビジティングフェロー=非米国市民」だと言っているのです。そうなると山中市長は、山中市長は渡米当時アメリカ人だったのでしょうか?
畠山氏から指摘されても態度を変えませんでした。
◯この事実をまったく報じない神奈川のマスメディア
このやり取りは横浜市長の定例会見で起きたことです。会見に参加していた神奈川新聞やTVKの記者は目撃しています。しかし彼らは山中市長の経歴詐称疑惑について取り上げたことは一度もありません。
同じように定例会見に参加している各新聞社の横浜支局の記者も見ているはずです。紙面で取り上げたところはあるのでしょうか?
かつて故・野村克也氏の妻・沙知代氏が選挙へ出馬したとき、選挙公報に「コロンビア大学卒」と記載したのが経歴詐称だったことがありました。この時、大手メディアはこぞって野村沙知代氏へ批判報道を繰り返しました。
また、公人ではありませんが、ショーンKが週刊文春によって経歴詐称疑惑が報じられました。所属事務所が認めると、大手メディアはショーンK叩きをしました。
公職選挙法235条にはこう書いてあります。
要約しますと、当選を得る目的で候補者の身分、職業、経歴などに関して嘘をついた人は2年以下の禁固、または30万円以下の罰金に処すると規定しています。ただし、本人が虚偽だと認識していなければ罪には問われません。
しかし、選挙前に「NIHリサーチフェロー」の肩書きを公式サイトから削除したことを考えれば、山中竹春市長が知らなかったと考えるのは無理があります。
法律的に見ても取り上げるべき疑惑です。
マスメディアが取り上げず、一部のWEBメディアのみ取り上げて終わりでは、横浜市民に本当のことが伝わりません。
だからこそ、改めて取り上げてみました。(終わり)
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