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「母親に嫌われている」という事実を受け入れて、不毛な戦いが終わった日

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わたしには母親に似た特性を持つ友人がいて、彼女たちが口をそろえて言うことがある。

「わたし長男のこと(長女のこと)、嫌いだわ〜」

それはもうしみじみと、心の底から言うのである。


彼女たちは決して「こども」全般が嫌いなのではない。
彼女たちが産んだ複数人のこどもの中でたった一人のこども(それはたまたま長子だったのだけど)のことだけが心底嫌いで、他のこどものことはふつうに好きなのだ。
彼女たちは母性が欠如しているわけでもなく、こども自体が嫌いなわけでもなく、ただわが子のうちの一人だけが嫌いなのだと、堂々とわたしに言うのだ。

これはわたしの心を激しく揺さぶった。

なぜならこれはわたしと母の物語でもあるから。



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うれしいです!!!!