〈わたしを救ってくれた本たち〉「共依存してるな」と感じたら読む本
きょうはわたしが共依存を抜けだすうえで役に立った書籍をまとめてご紹介します。これ以外にもたくさん読んでますが、そのなかでも特にオススメのものをご紹介しています。
この辺のキーワードに心当たりがある方にぜひ読んでほしい本です。
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一つ注意点があります。
問題に向き合うにはタイミングがあります。
まずはからだに安心を育むことがいちばん大切です。
大きな問題に向き合うためには、不安や恐怖に陥っても安心に戻れる力が必要になります。
それがまだ備わっていないうちに、無理にパンドラの箱をこじ開けると闇堕ちします。(わたしは堕ちました)
なので、まずはからだをゆるめる。
そしてからだに安心を育むトレーニングをする。
(それに関する本も最後にほうにご紹介しています)
同時にしっかりとからだを休める。
心の問題に向き合う体力が心身ともに備わってきたら、
そのときがあなたのタイミングです。
これらの本を開いてみてください。
そのとき、信頼できるカウンセラーさんに伴走してもらうことを強くオススメします。一人で乗り越えるには大きすぎる山です。これはチョモランマなのです。ひとりで登ったら滑落します。必ず安全ベルトを着けてチームで登ってください。
しんどいときは無理せずいったん本を閉じましょう。
また開くときは必ずきます。タイミングを信じて。
もう鞭は必要ありません。
自分に無理をさせないように、自分に思いやりと優しさを持って取り組んでみてください。
ちなみに毒親そだちのアダルトチルドレンは多かれ少なかれ、みなもれなく共依存です。そうしないと幼少期の過酷な環境で生きてこれなかったからです。
なのであまり心当たりがなくても読んでみると大きな発見があるかもしれません。
アダルト・チャイルドが自分と向き合う本
まずはこちら〈アダルトチルドレンと共依存〉について
家族の置かれていた状況、そこでなんとか生きてきた幼かったころの自分について客観的に理解を深めていくことができる本です。
文字数が少なめで読みやすいですが、必要なことがしっかりとつまった信頼できる一冊。ワークもたくさんあります。基本!
アダルト・チャイルドが人生を変えていく本
続編のこちら。境界線について、親密な関係の深めかたなど、私たちアダルトチルドレンが自分らしく健康的な人間関係を築いていくために必須のテーマがつまっています。ワークあり。必読!
傷ついたあなたへーわたしがわたしを大切にするということ
DVトラウマからの回復ワークブック
こちらはDV(モラハラ)サバイバーのかたへ。
いまなお暴力に苦しんでいる方へ。
DVとは?から始まり、暴力の種類、暴力への反応と感情の処理の仕方。家族への影響、回復方法など。暴力とセックスの関係はこちらの本ではじめて知りました。
書き込み式になっていて取り組みやすい一冊。
(いま暴力に晒されている方、DV(モラハラ)に気付いたばかりの方、からだに安心の感覚が育まれていない方は、フラッシュバックやパニックなど起こす可能性もあります。取り組む時期は慎重に選んでください。)
傷ついたあなたへ:DVトラウマからの回復ワークブック(2)
パワーとコントロールについて一冊目よりさらに詳しく書かれています。下手にでるコントロールやトラウマによる特殊な結びつきはこちらの本ではじめて知りました。
不快な感情や空虚感など回復途中で現れるさまざまな症状についてなど、加害者から離れたあとにわたしたちが直面する不安を和らげてくれる一冊。書き込み式のワークあり。
「家族」が幸せを取り戻すとっておきの方法
こちらはアルコール依存症のかたへ向けたシリーズの三冊目でアルコール依存症者の家族へ向けた本です。家族がアルコール依存症でなくとも、家族が他の依存症であったりDV・モラハラ(DV・モラハラも依存症の一種)でそれに共依存している方にはとても参考になる一冊です。「わたしがなんとかしなければ」「わたしさえ我慢すれば」「この子だけはしっかり育てなくては」こんなことを感じたことがある方はぜひ読んでみてください。書き込み式のワークあり。必読
以上が共依存している方へ向けたオススメの本です。
いまご紹介したこれらの本に取り組むまえに、ぜひやってほしいのがこちら。
「安心のタネ」の育て方
安心を感じる神経を育てていくための方法がかわいいイラストともに紹介されています。文字が少なくてとても読みやすく、ピンときたものから始められるポリヴェーガル理論初心者の方にオススメの一冊。
「今ここ」神経系エクササイズ「はるちゃんのおにぎり」を読むと、他人の批判が気にならなくなる。
ポリヴェーガル理論についてもう少し深めたい方はこちら。少し難しい内容ですが、やるべきことはたったの5つの動作。毒親育が幼少期に育まれなかった安心を感じる神経を自分の力で育てていく本です。
ハンナソマティクス
毒親育ちのアダルトチルドレンはからだがガチガチですよね。
それは幼少期の強いストレスに適応した結果。心とからだを切り離して自分を守ってきたのです。その身体感覚を取り戻すためのエクササイズ。からだの感覚を取り戻すと、心とからだがゆるんで安心の感覚が深くなります。わたしも実践中。
ここから〈番外編〉
トラウマに向き合い傷を癒していくとき、どうしてもフラッシュバッグなどが起きて思考がぐるぐるしがちです。
こちらの本は呼吸法などを通して、そのぐるぐる思考を止めるという画期的な本です。左脳の暴走を止めて、右脳に回帰していくのです。
これができれば生きるのがものすごく楽になります。
わたしは半年集中してやって、自動思考が減り生きるのが格段に楽になりました。
アダルトチルドレンだけでなく全人類にオススメの一冊
左脳さん、右脳さん。ーあなたにも体感できる意識変容の5ステップー
2ヶ月で人生が変わる 右脳革命
ネドじゅんさんによる2ヶ月の連続講座を書籍にしたもの。
講座に参加したつもりで順を追って進めたい方へ。
以上がわたしの助けになってくれた本たちです。
わたしは本が読めて本当によかったと思っています。
本が読めるおかげで、親から教えてもらえなかったことも知ることができるし、自分にはない新しい知見を得ることができるし、なにより楽しい。
本はわたしの世界を広げてくれる相棒です。
またオススメの本ができたら随時追加していきますね。
自分と真摯に向き合うみなさまのお役に立てたら幸いです。
ひるね