- 運営しているクリエイター
2020年5月の記事一覧
ストレスが無いと「廃」になる
おじいさんにフラれる10数年前、横浜に住んでいた頃。ちょっと苦戦していそうなおじいさんを見た。
そのおじいさんは痩せ気味で身長は高く、動きはゆっくりとしている。自転車を押して車道から歩道に乗り上げようと踏ん張っていた。
見たところ、買い物帰りだろう。
前のカゴには西友の袋が。後ろの荷台にはダンボール箱がしばりつけられている。ダンボールの中にもいろいろ入っていそうだ。
この重たそうな自転車を
生物はストレスをエサにしている
右鎖骨が太い子供の頃、柔道を習っていた。
小学校2年生のころだったと思う。
練習中に投げられ、宙を舞った。
右肩から畳に叩きつけられ、その衝撃は口の中まで響いたことを覚えている。
しかしそこまでの痛みは感じない。すぐに起き上がって相手を掴みに行った。
異変を感じたのは練習後、
師範の先生に見てもらうと、どうやら骨折だ。
肩からの衝撃が波及して鎖骨が折れる、これは鎖骨骨折の典型例。
骨
内なる力② つまり脅威と共に生きること
私たち人間を含めたあらゆる生物は古い細胞を壊し、新品の細胞と交換する「ターンオーバー」という力がある。この力のおかげで肌、骨、筋肉、内臓は健康を保っている。
では病原体が入り込んで体を攻撃されたらどうだろうか?
いくらターンオーバーによって細胞を新品に取り替えても、すぐに病原体によって細胞は壊されてしまう。
壊している原因の病原体を今すぐに取り除かなければならない。そこで活躍するのが免疫システ
オステオパシーが病気ではなく、人間を観ている理由
1864年10月、スティル医師にとって喜ばしい帰宅ではなかった。彼は南北戦争の軍医を務め終え、生きて帰宅することができた。
これからは愛する妻と3人の子供たち、家族でごく普通の暮らしが始まるはずだった。
しかし帰宅後の家は静かだった。彼の子供は亡くなっていたのだ。それも3人とも。
それは1864年2月冬、子供は当時流行の感染症にかかり重症化し脊髄に炎症を起こす髄膜炎になっていた。医者による最