自然災害の恐ろしさを忘れないために
こんにちは、GORIです。
今日で1月17日で阪神大震災から30年。
6434人もの尊い命が失われたこの未曽有の災害から、私たちは多くの教訓を学びました。
しかし、それを「未来に活かせている」と胸を張って言えるでしょうか?
当時、震度7の揺れが大都市を襲い、多くの建物が倒壊。犠牲者の8割が建物の下敷きになるなど、防災の準備がいかに不足していたかが浮き彫りになりました。この経験から、耐震性の重要性が広く認識されましたが、地域ごとの格差や改修の遅れが今なお課題です。
また、「減災」という考え方もこの震災をきっかけに広まりました。
災害後に人々の命を守るだけでなく、建物や街の機能をできるだけ早く復旧させるための取り組みが求められています。
95年は「ボランティア元年」とも呼ばれ、多くの市民が支援活動に参加しました。がれき撤去や炊き出し、孤立する高齢者のケアなど、行政だけでは対応しきれない部分を市民の力が補いました。しかし、その後の震災では地理的な制約や人口減少による課題も浮かび上がっています。
現在、首都直下型地震や南海トラフ巨大地震が懸念されています。
防災は「自助・共助・公助」のバランスが重要とされていますが、高齢化や人口減少でこれまでの仕組みが通用しなくなりつつあります。
だからこそ、新しい時代にふさわしい災害対策が必要です。
災害列島・日本に住む以上、自然災害を避けることはできません。
でも、被害を最小限に抑える努力は誰にでもできるはずです。
次の世代へと教訓を引き継ぎ、より安全で強い社会を目指していきたいですね。
GORI