転職4社_4社目_入社から半年の様子
◎総合電機 製造業(社会人14年目〜現在)
4社目に入った企業の入社6ヶ月までの話。
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◎入社時の研修
4社目の研修も全社的なものと部門の研修に分かれていた。
全社的な研修はなく、配属された事業場での研修だった。
その時期に入社したキャリア採用を対象にして行われていた。
ただ、3時間のみの研修だった。
企業規模の割に、ほとんど何の説明もなく、
事業場内の安全教育やPCのセットアップに時間をかけただけの研修だった。
転職4社で最も規模が大きい企業に就職したのに、
これまでで最も説明がなかった。
研修では、社内のイントラを見ればだいたいのことが分かると言われたが、どこに何があるのかも分からんし、検索エンジンも微妙だし、
欲しい情報かなと思って見ても詳細まで載ってなかったりした。
こういう生産性が少し低い研修などの仕事にその組織の色、仕事のやり方的なものが全て現れてくる。
4社経験する中でそういうことは臭いとして知っていたので本当に落胆した。
仕事できないヤツがいるのか、もしくは仕事できない組織があるぞと。
結局、事業場の研修は半日で終わったので、
1日目から所属する部門に配属された。
配属といっても、もちろん、初日は挨拶で終わり、
部門の研修は後日順次開催された。
私は今の会社に4月に入社したのだが、
配属された部門では異動者が数名いたので、
その人たちと一緒に部門の研修を受けることになった。
部門の研修は丁寧だった。
扱う製品の原理や知識、デモ機での演習等、
定期的に合計10回ほど半日かけて行ってもらった。
研修の講師も毎回変わっており、
カリキュラムとしては充実していた。
あとで分かったが、当部門は営業への技術教育もしていて、
そのために研修のノウハウが蓄積されていた。
(私も入社半年でその研修資料を使って営業に研修を行うまでになったのだが、技術ないアラフォーの割に成長のスピード早ない?と自画自賛してみます)
◎研修以外の業務
製品やその原理の勉強、客先への同行と問い合わせ対応、部門の技術情報の取りまとめ、デモ機の要求仕様の作成、営業と新卒への研修……
今入社して10ヶ月になるけど、
振り返ると転職4社で1番成果を出してない。
私を採用してくれた部長からは
「成果を追い求めてもまだまだ出ないよ。3年はかかるわ」っと言われたが、
本当に出せない。
社会人人生で扱ってる製品は最も難しいし、
業務範囲が広く、その定義がし難いというのもあって、本当に成果を出せない。
転職したら毎度作成する問題点一覧も、
いつもは重箱の隅を突くくらいに挙げているが、
大雑把な誰でも分かるような問題しか挙げられていない。
なんでいつもと違う状態なのか考えてみたが、
私の部門は技術部門に変わりはないが、
常に顧客マターで業務が動くため、
落ち着いて色々分析できないのが主要因になっている。
いつもは業務に慣れる前に部門のあり方や、
業務の非効率的箇所を冷静かつ連続して見つめる時間がある。
今回はその時間が全くない。
成果が出しにくいと分かった段階で、
入社半年には部門の現状について、自分が感じていることをまとめたものを提出しようと考えた。
部門が抱える問題、他部門との兼ね合い、
開発プロセスに対しての部門のあり方、
今後起こると予想される業務上の問題などを3ページの文書としてまとめた。
まとめたものは部長に提出したが、
内容より、まとめ方を褒められて終わった。
◎まとめ
今、4社目に入社して10ヶ月が経ちました。
6ヶ月などあっという間に過ぎ去っていきました。
体感的には4社目が1番早く感じました。
もう半年!?というよりも、
はーん、半年かぁと腑抜けたような感想です。
成果が出ないのは正直辛い部分はありますが、
ところどころでドキュメントをまとめたり、
会議を招集するなどして自身の取りまとめ能力と雑用の早さをコソコソアピールしています。
その結果か分かりませんが、既知の問題に対する改善の取りまとめ役や、優先順位は高いが至急案件ではない重要な業務を任せて貰えるようになりました。
来期のKPIには何の相談もなく主担当にされている仕事が2つも……
それはそれでええのかっという思いはありますが、
信頼されてきた証なので、1年目の今は文句は言わずにやろうかなと思っています。
ただ、今は製品の知識が乏しいので、
まだ辞めるという選択肢は出てきていませんが、
その知識が充填されてきたときには一度転職を視野に入れて考えようと思っています。
理由はもう少し報酬を上げたいためです。
3年で昇格しなければ尚更考えます。
今までは地味に3年で1段階は常に昇格してきたので。
この年齢での管理職も珍しくないので、
3年で管理職登用がなければ少し辛いかもしれません。
以上でこの転職半年シリーズは終わりです。
これらの記事を書くのに色々過去のことを思い出して、
キャリアの棚卸しができましたし、
今後の自分のキャリアも再考できました。
今度は退職半年前の様子でも書こうと思います。