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プロ失格!「 人によりますね… 」という残念なプレゼンを今すぐ止めて相手の質問に答えなさい!

「 癖 」ってのが難敵です。難癖です。

「 人によりますね… 」ってのが口癖になっている人がいます。癖なので、本人は気づいていません。が、一事が万事です。これが口癖の場合、ピンチ…です。

が、残念ながら「 人によりますね…が、口癖で悩んでいるんです 」って人に出会ったことがありません。ので、今回は悩みの症状を変えて、役に立てる状態に変換してみます。

✅部下が他責、無責任で困っている
✅部下に責任感を持って欲しい
✅社員に当事者意識を持って仕事をして欲しい

さらに、これを「 自分事 」に置き換えると

✅決断力を身に着けたい
✅優柔不断な自分を変えたい
✅思考力、言語化する力を学びたい

✅プレゼン、セールスが苦手

少し、身近な悩みに変わった人もいると思います。で、上記に思い当たる項目があった場合、それは「 人によりますね… 」が口癖の可能性があります!ピーンチ!ヤバいやばいヤバい!!!つまり「 無責任、他責、自己中、決断しない人、優柔不断、思考力がない人 」って可能性があるんです!!!気づけちゃった人は、癖を塗り替えましょう。

例えば、あなたが初めて何かをするとき「 他の人はどうしているんだろう? 」ってのが気になりますよね?私もオンライン講座で、初めて人前に立って話すという受講者から何度も聞かれます。

Q:他の皆さん、台本(セリフのメモ)ってどうされているんですか?

ここで

A:人によりますね…

って答えるパターンです。癖です。プロ失格です。もちろん、会社員もお金を貰っているのでプロです。ので、どんな職種であろうと失格です。

「 人によりますね… 」

は、100%正しい回答です。が、この世の中の全ての事象は「 人によります 」です。誰一人同じ人間は存在しません。双子であっても別人であり別人格です。ので「 人によります 」が、当たり前なんです。これは、回答をしているのではなく「 相手を馬鹿にしている 」わけです。

人によりますよね…じゃないプロの作法、プロの礼儀、プロの所作とは?

では、この「 人によりますね… 」は、何を解消しているんでしょうか?

Q:他の皆さん、台本(セリフのメモ)ってどうされているんですか?

と、問うてきた受講者の疑問(悩み)は「 人によりますね… 」で、解消されたでしょうか?「 なるほど!人によるんですね!スッキリしました! 」なんて会話が成立するって想像できるでしょうか???

これ、自分が言われたら「 モヤ 」っと「 イラ 」っとするハズなんです。なんなら相手に軽~い殺意を覚えるハズなんです。( あ、そんな人は、私だけです😭ので、私の前で使わないでください )

( あぁこの人、なんか偉そうで面倒くさそうな人やし、確実にTakerやからテキトーに受け流しておこう… )「 人によりますね… 」って場合は「 あり 」です。それは「 癖 」ではなく、意識して使っている場合です。ので、何も問題ありません。

経営コンサルタント時代も、経営者から「 他の会社(店)では、どうされていますか? 」って聞かれることが日常でした。やはり「 決断 」するのには他の人のことも気になるんですね。そんなときに

「 会社(店)によりますね… 」

なんて回答を経営者が求めているか?ってことです。が、これ、コンサルタントであっても条件反射的に言う人がめちゃ多いんです。残念っ!!!

私の部下がそんな残念な回答をしていると、私がカットインして、即座に上書き保存をします。

A:社長の場合は●●すれば(or しない方が)良いと思います!

その相手にふさわしいと思っている結論だけをズバッと言ってしまいます。理由は不要です。結論ズバッです。これが、プロの作法です。プロのマナー、プロの流儀、プロの所作、プロのやさしさです。会社員でもパートでもプロなので、どんな職種であろうと同じです。

その上で、一流を目指すのであれば、

Q:何か、懸念されていることがありますか?

と「 他の会社(店)では、どうされていますか? 」という質問をしてきた理由(What for ? )を聞いてあげます。「 質問したい人はいません 」ので、質問には即答してあげるけど「 質問したい人はいない 」ことをメタ認知して、質問してきた理由を解消しにいきます。

なぜ、人は、何も解消しない「 人によりますね… 」症候群になっているのか?

✅傷つきたくない…
✅意見を言いたくない…(批評されたくない)
✅失敗したくない…

「 人によりますね… 」と言うのは、まさに日本の文化が生み出した「 事なかれ主義 」の産物です。負債です。幼き頃は自分の感情に任せて泣き叫び「 欲しい! 」「 嫌だ! 」と自己主張を繰り返してきました。が「 事なかれ主義 」の大人である親が、大人の価値観で自分の子供の感情と思考に停止措置を施し続けます。学校の大人も社会の大人も、そのほとんどが「 事なかれ主義 」の価値観を植え続けていきます。(戦後、意志を持たないように洗脳されてきた)日本人が生み出してきた「 精神防御手段 」なんかもしれません…。悲しいぃ…。

すると、あれだけ感情表現が豊かだった、あの子もこの子も、あの個もこの個も「 人によりますね… 」と、感情表現を避け、個の主張を避け、事なかれであることに1mmの疑問も持たない大人になって…


って、長いのでここで止めます。ちなみに癖は変えることが可能です。メタ認知の力で変えられます。認知できてしまった癖は「 新しい癖 」で上書きすれば、綺麗さっぱり消えます。例えば、今回の「 人によりますね… 」であれば…っていうワークショップしてみてください。ぜひ、アイデアをコメントください。それだけでも、随分、認知が促進されます。

p.s.
あぁ~今日も暗い論調になったぜベイベー!!!はい、私の思考癖です。とにかく「 スーパーネガティブ 」から思考をします。すると「 プラス転調していくしかない 」んです。加算思考になります。加点思考。日本人は、基本「 減算思考 」「 減点思考 」です。ので、どんどん暗くなっていきます。私は、最初に超~ネガティブに捉えてしまいます。スタート地点を下げまくります。することで、あとは加点加点となっていくから、どんどん明るくなっていきます。最終着地点が70点だったとすれば「 マイナス30点! 」と評価するのか「 プラス70点! 」と評価するのかという感情表現の異なりです。※あ、でも、会議の冒頭でスーパーネガティブを突きつけると、だいたいお葬式みたいな会議になってしまう件😭


くそー「 なぜ、ボクの話は伝わらないのか? 」に★★で、無コメント!!!この本を読める能力があったら、どう読んだとしても★★はありえへんねん!私の文才に嫉妬した?私のことがそーとー嫌い?なんやろね。で、無コメントやから、どーいう了見なんかが全然分からん!過去のこの記事でも読んでおいてください。で、二度と私の生活圏には入ってこないでください。まぁ、本の受け止め方なんて、人によるけどね…

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