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NovelJam2024 参戦記⑥

 三日間(実質二日!)でチームを組んで面白い小説を描き上げ出版まで行ってしまうという狂気の小説執筆大会「NovelJam(ノベルジャム)」。

 その①その②その③その④その⑤に続いての参戦記⑥です。

 はい、二日目のつづきです。敏腕編集・鈴木まおさんのおかげで、作品のトーン、メロディ、リズムもFIXしたので、あとはもう描きまくるだけです。進捗は各メンバーバラバラですが、コンセントレーションも高まり、口数が少なくなってきます。

 午後三時くらいにガス欠になったので、船堀タワーホールちかくのバーミヤンに行きます。すかいらーくグループのお家芸、タッチパネルで注文するのですが、「ごはんセット」にスープバーをつけるオーダー方法が何度やってもわからず、結局野菜炒め+ライス普通盛りを頼みました。

なおこの間、チャカノリさんと鈴木さんはホール7Fの中華レストランに行っていたそうです

 強火で調理された野菜炒めは町中華系の味でおいしゅうございました。火を通しすぎておらず、つやつや滑らかなベジシャキ食感で味付けも濃すぎず、フランチャイジーのファミレスではなかなかこの味は出せないな……と感心しながらも、スープバーを注文する理解力を持ちえなかったので水で流し込みます(そいえば同価格帯のファミレスのスープバーってココスが最強ですよね?)

 さて、満腹で会場に戻ります。ここまで執筆で余裕がなかったので、入り口からちょっと大会を俯瞰してみました

 全体的にみなさん集中して静かなのですが、腐ってもみかんさんがメンバーへ熱く語っていたり(内容をちょい聴きしたらすげえ理路整然としている!)、白色黒蛇さんが有言実行、昼行燈を演じてうろうろ徘徊していたり、ウザがらみしてきそうな魔人・M☆A☆S☆Hさんが微笑みを絶やさずに知的な気配を漂わせていたり、もりた組はチームまるごと不在だったり(※ 全員喫煙所にいます)。

 ということで、ここまでチームD、とくにわたしのことばかり記してまいりましたが、東京会場のみ今回参加した方々についてサマっておきたいと思います。著者さん、編集者さん(チームDは割愛)をひとことコメントでご紹介します(※ わたしの主観です)。

・チームA「みかんの奇の下で
著者:海野白明(はくめい)さん
◆物腰柔らかな紳士ながらも得体のしれない何かをもつクリエイター
著者:水鳥たま季さん
◆管理職から物書きにクラスチェンジを目論むユニークな貴婦人
編集:腐ってもみかんさん
◆2018にて「怪獣アドレッセント」で受賞歴ありのラッパー
デザイナ:石川龍之介さん

・チームB「ナインシュタイン
著者:ねこねこ暇潰商会さん
◆ふだん介護職に勤しみながらも個性的なTシャツを装備してクリエイター魂を燃えあがらせる!
著者:結城玲夏(ゆうきれな)さん
◆現役女子高生作家(当時)として最年少でのNovelJam参加経験あり。チャカノリさんがレコードを上書き
編集:白色黒蛇(はくしょくこくじゃ)さん
◆初見時はペンネームの読みがややこしすぎたのが切っ掛けでわたしからの印象はいまひとつでしたが(すみませんが事実なので記しておきます)いまやNovelJamに欠かせない飄々とした自称昼行燈。直近では(去年ですが)わたしとはリバイバル群雛10thにて同紙に作品掲載してくれました(新潟会場の萬歳淳一さんも)
デザイナ:鈴木彩夏さん

・チームC「もりた組
著者:杜崎(もりさき)まさかずさん
◆占い師でありライターでありペーパーボーイ。何もの?
著者:鹿嶌安路(かしまあんじ)さん
◆阿賀北ノベルジャムでグランプリ受賞経験ありの聖職者
編集:森田玲花さん
◆もらった食事手当でワインと黒ラベルを買っていました
デザイナ:織田桂子さん

・チームD「Dコード
著者:チャカノリさん
著者:澤俊之
編集:鈴木真生さん
デザイナ:石川龍之介さん

・チームE「砂漠と湿原
著者:谷 亜里砂さん
◆10さいの頃松本清張を読んで断筆しようとした人生5周目くらいのひと
著者:湫川 仰角(くてがわぎょうかく)さん
◆2019のグランプリ戦ではわたしのチームにご協力してくれたイケてる人格者
編集:M☆A☆S☆H(まっしゅ)さん
群雛連載時にも寄稿経験のある猛者、というか魔人。2019では著者として「Innocent」で特別賞受賞
デザイナ(兼運営):杉浦昭太郎さん

 といった個性的なメンバーで大会は構成されております。
 運営さん各位、デザイナ各位と訪問してくれたOB・OG、関係者各位(差し入れありがとうございました)については別の回で描かせていただければと思います
 ひとことコメントに異議申し立てしたいかたはDMお待ちしております。

 さて、今回は参加者紹介で字数を稼いだのでヤマもタニもオチもありませんでしたが(もりたは毎回ちょっとある)、自著Meister(マイスター)二日目の進捗としては7,500文字でした。ここから描き足して削る作業を宿で行います。描ききってくれるであろう明日の自分に期待しつつ(毎回コレですが)、編集・鈴木まおさんに命運を託すのです。次回、最終日の模様をお送りいたします

原状復帰して撤収です。明日は最終日!

 その⑦へつづく

 NovelJam2024で執筆した「Meister(マイスター)」は以下よりご購入可能です。紙本買うと電子版もついてくるのでお得です。紙本お持ちいただいたらサインするのもやぶさかではないですよ!

 この機会に過去の参戦記(今回分もたまってきたので)もまとめておいたので、ご興味あればどうぞ!

 さて、わたしの自著、ギター小説「440Hz」シリーズもご高覧いただけますとうれしいです。こちらはKindleUnlimitedで読み放題です!

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