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NovelJam2024 参戦記⑨
三日間(実質二日!)でチームを組んで面白い小説を描き上げ出版まで行ってしまうという狂気の小説執筆大会「NovelJam(ノベルジャム)」。
その①、その②、その③、その④、その⑤、その⑥、その⑦、その⑧に続いての参戦記⑨です(アーカイブをマガジンにもまとめておきますので未読のかたも再読されるかたもご覧になったら「いいね」ですよ!)。
はい、各作品の「プレゼン」タイムです。
審査員の藤井太洋さん、内藤みかさん、高橋文樹さんが審査員席に座り、そのときを待ちます。わたしはBCCKS対応しながらプレゼン資料をつくるという毎度おなじみな感じで進行しました。
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プレゼンは東京、新潟、沖縄の同時接続で発表をおこないます。
ここでは引き続き東京会場のみ記します(デッサンは肉眼でないとできないのです)。
順番は演出上編集しておりますが、ご容赦ください。
チームA「みかんの奇の下で」
◆ 海野白明(はくめい)さんは、AIで創った(ですよね?)動画・音楽で著書を紹介。作品の趣旨とリンクしてる! 腐ってもみかんさんがラップでフォロー。ひさしぶりにお家芸を見ることができました。これ好きです。
◆ 水鳥たま季さんは自作のスライドでプレゼン。好みの問題かもしれませんが、わたしの中ではMVPプレゼンターです。スライド巧者! いちばん読みたくさせられ、実際いちばんはじめに読みました!
チームB「ナインシュタイン」
◆ ねこねこ暇潰商会さん、◆ 結城玲夏(ゆうきれな)さん
こちらは白色黒蛇(はくしょくこくじゃ)さんが仕込んでおいた動画を流して言葉をいっさい使わないという独自なものでした(なお後日谷 亜里砂さんが、このソリューションを活用しています。いいですね~)。クリエイティブ!
詳細はご本人の描かれたこちらのノートをご覧ください。
チームC「もりた組」
◆ 杜崎(もりさき)まさかずさんは、ご本人ではなく編集もりた(森田玲花さん)がプレゼンを行います。もりた節炸裂で、会場は大盛り上がりでした。本人もご満悦な感じだったので、たいへんよろしかったと思います。内輪ネタなので描こうかどうか悩みましたが、もりたは今大会で「たばこ算」「反令和主義」「もくもくタイム」などの名言を生み出しました(説明はめんどいので意味は本人に聞いてください)。
◆ 鹿嶌安路(かしまあんじ)さんは、ご自身で作成した(ですよね?)スライドで自著の紹介。今回のテーマがどこに入っているのかの説明があり、ああ、スライド見なかったら気づけなかった仕込みがあったな、と思いました。
チームE「砂漠と湿原」
◆ 谷 亜里砂さん、◆ 湫川 仰角(くてがわぎょうかく)さん
こちらも編集さんが二作品を紹介する形でした。作品中で印象的な部分を取り出してM☆A☆S☆H(まっしゅ)さんがイケボで朗読するという形式です。各チーム個性が出ていてたいへんよろしいかと思います。
はい、最後にわれらがチームD「Dコード」です。
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大会史上最年少16さい、新進気鋭のチャカノリさんです。
たった二枚のスライドを駆使して、軽妙なトークで押し切るという大人顔負けなプレゼンテーション能力! 会場がざわつきます。
「最近の若い子は学校の授業で習うんじゃないの?」などの憶測が小声で飛び交うほどの完成度の高さ! 声優も志望していることもあって、プレゼン用に声色を変えるというテクも披露しており、レベルたっか!
全員のプレゼン終了後に審査員各位への質問がありました。
「どの作品をいちばん読みたいと思いましたか?」
全員一致でチャカノリさん著「ターボハウス」でした。もってんな!
で、わたしの番です。ほんとは「3」番目だったのですが構成の仕様上、最後に紹介いたします。
2017年のときと同じく「ぶっつけ本番」(リハなしのアドリブ、ライブ感)「スライド送りのBGMとしてギター(ここでは便宜上アンティーク)を弾く」「いっさいしゃべらない」で行いました。
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NovelJamに限らず、プレゼンってむずいですよね。自己満足せずに過不足なく伝わるように伝える。あくびをさせない。
わたしは作品中では直接触れなかった今大会の共通テーマ(お題)「3」についてシンプルに説明します(というか編集鈴木さんにスライド送りしてもらいます)。舞台のドイツ国旗が3色とか(まあぶっちゃけ三色旗の「3」は、どうにでもできる類のものですがトリコロールは印象に残りやすいかなと思いまして)。
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あと冗長になるのでスライドには入れなかったのですが(編集鈴木さんにも黙っておいた)、劇中の「とある曲」もテーマ(お題)の「3」を示しております。「3」回この曲の演奏シーンがあり、その演奏は別々の「3」人の登場人物のものでした。読み解けました??
あれだけ意識してアタマから追い出していたのに、こんだけ入っちゃうんですよ。呪術か
わたしのプレゼンの模様は鷹野さんが撮っていてくれました。ありがとうございます。
※ 縦長になって見づらいですが、下部に実際のスライド置いときます。
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↓ 参考までにその時弾いた自作曲のフルサイズを置いておきます ↓
右足親指骨折のためランニングもエクササイズもできないので🥹ひさびさに作曲でもしようかと思います。とりあえずギターでコード進行作成🎸シメのA♭Major7がいい感じかと思いますがいかがでしょうか pic.twitter.com/v3tP1Ddy99
— 澤俊之@NovelJam2024著者 (@Goriath_Publish) June 11, 2024
こちらが実際に使用したスライドです。デザイナ石川さんへの最終オーダーは「ドイツ国旗の三色とバイオリンのfホールを入れ込んでほしい」でした。断片的なオーダーに対して最適解以上のレスポンス! 美しい……。
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プレゼンも終わり、最後は懇親会で交流です。ほぼ全員参加します。ざわざわ。
(創ラボさん、ピザのご提供ありがとうございました!)
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はい、時間も経過し、宴もたけなわ、徐々に帰宅する人が増えていきます。
担当編集の鈴木まおさんが帰り支度をしています。なんと昨日は徹夜だったそうで大変申し訳ございませんでした! 翌日は有給休暇取っているとの賢明な判断をされていたということでひと安心。おつかれさまでした!
チャカノリさんも日が暮れるまえに荷造りをして会場から去っていきます。そうか高校一年生。明日学校だもんね。早く帰らなくちゃね。せっかくの三連休大変だったね。
「みなさん、おつかれさまでした! 帰ります! ぼく明日から修学旅行なんで!」
もってんなー!(一同)
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第一部 <了>
※ 第二部は2024年12月15日(日)に予定されている授賞式後に掲載予定です(そのとき心が折れていなければ)。
NovelJam2024で執筆した「Meister(マイスター)」は以下よりご購入可能です。紙本買うと電子版もついてくるのでお得です。紙本お持ちいただいたらサインするのもやぶさかではないですよ!
この機会に過去の参戦記もまとめておいたので、ご興味あればどうぞ!
さて、わたしの自著、ギター小説「440Hz」シリーズもご高覧いただけますとうれしいです。こちらはKindleUnlimitedで読み放題です!