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iPadにキーボードが必要不可欠な理由
仕事やnoteの記事作成をする私にとって、iPadは欠かせない存在となっています。
そんなiPadをより自由自在に使用したい場合は、タブレット用のペンをはじめとする周辺機器が必須となってきます。これまで「Apple Pencil」がとても便利でよく使っているとお話ししたことがありますが、実はそれと同じくらい「キーボード」が私の中で大切な周辺機器となっています。
「え?iPadみたいなタブレットは指でタッチできるからいいじゃん」
「フリック入力(画面のキーボードで入力)する方が慣れてるよ」
このような意見があることも重々承知でお話しします。
iPadにキーボードは不可欠!!
そう断言する理由をこれから説明していきます。
① iPadでできることを増やせる
1番の理由としては、iPadでできることを広げるためです。皆さんはiPadをどのように使用してますか?
もし、iPadを単体で使用しているという人がいたら、正直勿体無いと思ってしまいます。なぜなら、iPadは本当にできることが幅広いです。しかし、それらはiPad単体ではなくペンシルやキーボード、トラックパッドなどといった周辺機器を活用することでより実感することです。
私も、iPad Air第4世代を買うまでは、iPad単体で動画を見たりゲームをしたりといった使い方がほとんどでした。しかし、Airと一緒にApple Pencil第2世代やキーボードを使用するようになってからは、動画や画像の作成、文章作りといったことに活用するようになりました。
周辺機器を揃えることで、iPadは単なる動画再生器からクリエイティブツールに早変わりします。
※余談になりますが、このことは学校教育においても痛感しています。私が働く特別支援学校ではGIGAスクール構想でiPadを使用していますが、iPadだけだとYouTubeが見たくて授業に身が入らない子がいました。しかし、ペンを一本持たせるだけでiPadを文房具として認識できるようになり、文字を書く学習や図工での作品作りも可能になりました。
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② ワードなどで文章を作成したいとき
iPadをパソコンのように使用している私にとっては、キーボードは欠かせません。特にワードで文章を作成する際や、Canvaでテキストを入力する際には、フリックやiPadの画面上にあるキーボードでは入力が遅くなってしまいがちです。
そもそも、画面上のキーボードでは、指を一本だけ用いで入力する形が一般的になると思います。それよりも、両手をフルに活用できるキーボードの方がはるかに速く入力できます。
さらに、ショートカットキーも使用できるので、コピペや全選択などを行う際も時短になります。キーボード入力に慣れていると、パソコンでもiPadでも同じように入力した方が絶対効率がいいです。
もちろん、このnoteもiPadとキーボードを使って書いています
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③パソコンを持ち出せないため
私は自宅ではデスクトップのパソコンを使用しています。教材研究や調べ物、ゲームをしたりする際に使用していますが、自宅を離れて教材研究を取り組みたいと思うこともあります。
ワークスペースやカフェで作業をしようと思った時は、パソコンを持ち出すことはできないのでiPadを持ち出します。この時、キーボードも一緒に持ち出します。
自宅で作業している時とできるだけ同じ環境で取り組むためには、少なくともキーボードは必須になります。上述したように、ワードなどでテキスト入力をスムーズに行うことができます。
iPadにおすすめのキーボード
私にとって欠かせないキーボードですが、探すと製品がさまざまでどれがいいか迷ってしまう方もいらっしゃるかと思います。そこで、これなら間違いないというおすすめの製品も紹介します。
①マジックキーボード
Appleが出している純正のMagic Keyboardは不動の人気を誇る定番の製品だと思います。魅力としては、以下のようになります。
(1) 有線接続なので遅延がほとんどなく、iPadから電源供給されるためキーボード単体に充電は不要
(2) キーボードにUSB type Cが付いているため、iPadと合わせて2つ使用できる
(3) トラックパッドが付いていて、カーソル移動が滑らか
(4) マグネットでiPadと接続するため、簡単に取り付けが可能
② ロジクール コンボタッチキーボード
私はMagic keyboardも使用したことがありますが、現在まで長い期間は、LogicoolのiPad用キーボードを使用しています。特に、キーボードとカバーケースの取り外しが可能な「コンボタッチキーボード」を購入してからは、かなり使い込んでいました。
魅力としては、以下のようになります。
① 有線接続で大きなトラックパッドが付いている。
② キーボードとiPadケースの取り外しができるので、目的に応じて使い分けることができる。
③ 周辺の明るさに合わせて自動調整するバックライトキーがあり、暗い場所でもタイピング可能
④ 配置されたショートカットキーでスクショなどができる。
iPadの可能性を広げてみましょう
iPadは2024年にM4のPro、M2のAirが発売されて進化が進んでいます。しかし、その機能を十分に活用するにはiPad単体では難しいと考えます。
iPadの可能性を広げるという意味で、まずはパソコンのような使い方が可能になるキーボードから導入を始めてみることをお勧めします。きっと、今まで気づかなかったiPadの魅力に気づけると思いますよ。