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投資・トレードに必要な事ってなに?
50万円から始めて〇年で1億!2億!
そんな文言やツイートを毎日目にしていると、
「もしかしたら自分もそうなれるかも」と、
思ってしまいますよね。
でもそれは、ほんの僅かな限られた人だけだと言う事を認識して下さい。
利益を上げる事よりも、大きな損をしない事を最優先に行動するのが実は近道だと思いませんか。
約 6,910,000 件 約 20,400,000 件 この数字は何だと思いますか?
Googleの検索件数です。
株式投資 勝つ方法⇒約 20,400,000 件
株式投資 負けない方法⇒約 6,910,000 件
圧倒的に「勝つ方法」を知りたい人が多いという事が分かりますよね。
受け取るDMの8割が「勝ち方教えて下さい」
残りの2割は「負けない為にはどうしたら…」
「眠れないです」など、メンタル系の相談です。
圧倒的に負けない事より、勝つ事に意識が向いている事が分かります。
下記は負けない為にやっておいた方が良い事を纏めてみました。(私が実践してきた事です)
株はテクニカル分析や需給でその銘柄の流れを読まないと、安定して利益を得る事はできません。
しかし、いくらテクニカルを学んだからと言って、
必ず勝てるという訳ではありません。
学んで勝てるのであれば、周囲の投資家やトレーダーさん達は全て億トレーダーですから。
テクニカルは、あくまで株価を上げ下げする要因のひとつであるという事を理解しましょう。
●買いたい、または買う銘柄について
・決算短信と決算説明資料、企業ホームページに目を通し、事業内容、どのセクター、テーマに属しているのかを確認します。
最初は理解できなくても良いので、目を通す事を癖にして下さい。
・直近IRと抱えている問題点(訴訟・疑義等)を把握しておきましょう。
・チャートを精査し、これまでの株価の推移と、
現在の株価の位置を把握し、今の位置がどの時間軸において有利なのかを確認する。
・信用倍率(信用取引における買い方と売り方の状況を示す指標)を把握する。
投資歴は短くとも、
ITバブル崩壊やリーマンショック、記憶に新しいコロナショックなどで、日経平均株価の指数が非常に弱く低迷していた時期があった事を知らない投資家さんはいないと思います。
先月生じた、米国銀行2行の突然の破綻で強まった世界的な銀行不安についても、おそらく後々まで語られる事象の一つでしょう。
もしそのような弱い時期に、長期保有目的の株を保有していたとすると、そのパフォーマンスはかなり悪かった事が予想されますよね。
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逆にアベノミクス相場やトランプ相場等で、
日経平均株価が非常に強い時期に、長期保有目的で株を保有してたならば、そのパフォーマンスはかなり良い事が予想されますね。
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相場の良し悪しでパフォーマンスは大きく変わるという事を常に頭にいれて、何か大きな変化が起きた時に、素早い判断をし行動に移せるようにしたいですね。
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私自身は、何か大きな変化が起きた時に大きく負けた事も、大きく勝った事のどちらも経験し、
変化(ピンチ)はチャンスでもあるという事も、この7年間で学びました。
●株価が下降トレンドに突入したら
・保有株は売却する(又は減らす)
・キャッシュ比率を高めて無理な勝負をしない
・損切りルールをしっかり設ける
それらを徹底して守っていれば、株価暴落が起きても小さなダメージで済みますし、
たとえ今後リーマン・ショック級の暴落が生じたとしても生き残っていけるのではないでしょうか。
●信用取引について
「買いは家まで売りは命まで」という格言があるように、信用取引は危険で怖い!
そのようなイメージを持っている方も多いと思います。
私も最初はそう思っていたので、全ての取引は現物のみでした。
信用口座を開設して間もなく2年になりますが、
開設して良かったと思っています。
実際に、開設後のパフォーマンスは向上しましたし、短期(デイや短期のスイング)と中長期の取引を「信用口座」と「現物口座」とでしっかり分ける事で、ルールの徹底も資金管理もしやすくなりました。
信用口座は節度とルールさえ守って利用すれば、
決して危なく怖くもないと思います。
信用取引とは、
証券会社からお金や株式を借りて売買し、差し入れた担保の約3倍の金額で取引できるものです。
一般的に株価が下落して評価損益率がマイナス20%くらいまで膨らむと、相場の底入れが近いサインといわれます。
マイナス5%より改善すると、相場の天井が近いとの見方があります。
信用買い残高とは将来の売り需給です。
株価上昇に伴う買い残増加する現象は、強気相場で買い方の回転が効いているという事になります。
買い残が増加しているにもかかわらず、株価が下降し始めたらシコリ玉が増え始めて回転が効かなくなった証拠です。
●大きな影響を持つ海外投資家について
日本株における海外投資家の存在はとても大きいと言われています。
日本市場の外国人投資家の占める割合は2019年で30%、そこから更に増えて2020年は52.2%、2021年には69.6%(出所:東京証券取引所 投資部門別売買状況 東証第1部)
次にここ数年、外国人投資家が日経平均先物を大きく売越しており、相場の上下にこの影響が色濃く出ていると言われています。
こちらも一方通行になりやすいのでしっかりとチェックが必要です。
外国人保有比率(金額ベース)が高い業種は、
精密の44.6% 電機の41.0% 医薬品の40.1% その他製品(主に任天堂)の37.7% 機械の35.4% 保険の34.0% 化学の32.8%です。
海外投資家は企業の成長性等に対する評価基準が厳しいと言われています。
株価に大きな影響力を持つ 海外投資家が選ぶ銘柄とは?
海外投資家の動向に気を配る事にはとても重要なので、海外投資家がどの銘柄に関心を向けているのか、ひとつの重要な情報としてアンテナを張っておくようにしましょう。
会社四季報オンライン版などのスクリーニング機能を使って「外国人保有(%)」「浮動株(%)」等、各社の株主構成を調べてみるのも面白いです。
外国人投資家以外のメインプレーヤーは「信託銀行」と「個人投資家」になります。
信託銀行はクジラと呼ばれるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)等の年金、かんぽ生命、ゆうちょ銀行が投資主体です。
個別株は決算を受けて株価が上昇することもありますが、日経平均株価のような指数は構成銘柄の業績の集計を勘案します。決算発表時にリアルタイムで業績を集計すると現状の把握もできますし、予想より上振れている銘柄が多ければ相場は上昇することが多いです。上方・下方修正の社数を集計したリビジョンインデックスというものもありますが、どちらの修正者数が多いかを把握することで雰囲気を感じることができます。
これより業績の上方修正、下方修正を集計した実額を知っておくとセクター選びも容易になりますし、なにより自信をもって購入するタイミングとなるのです。
●株価を上げ下げする要因についてまとめ
●ファンダメンタルズ「経済の基礎的要因」
国や企業の経済状態などを表す指標のことを「ファンダメンタルズ」といい、
相場を変動させる大きな要因にもなります。
ファンダメンタルズを構成する要素は多々あり、
下記のように「各種市場」「経済指標」「要人発言」「地政学的リスク」と4つのカテゴリに分けると覚えやすいです。
国の場合は、経済成長率、失業率、物価上昇率、財政収支、貿易収支等です。
企業の場合では売上高、利益といった業績等がこれにあたります。
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●バリュエーション
現在の企業価値と株価を比較して、株価が相対的に割安か割高かを判断することを「バリュエーション」といいます。判断指標として、PER、PBR、配当利回り、ROEなどがあります。
●需給
株価は買いたい人と売りたい人の力関係、つまり需給で上下します。
海外投資家の動向、信用取組(信用取引の買い残・売り残)公募増資(株主を募集して新株を割り当てて行う増資)自社株買いなどが挙げられます。
●人気
株式投資は美人投票とも言われ、より多くの人が「買いたい」と思う人気銘柄の株価は上がりやすくなります。
そのため、多くの投資家は「どの企業(テーマ)に人気が集まるか」を予測して銘柄を選ぶ事も多いです。
どんなに業績が良くとも、人気が無ければ人は集まりません。
人が集まらなければ、株価は一向に騰がりません。
逆に、時価総額が低く、業績もパッとしない銘柄であっても、ちょっとしたニュースやインフルエンサーの思惑的な発信や発言一つで、大きく株価が動くこともあります。
●テーマ
テーマとは株式市場の話題の事です。
「AI(人工知能)」「半導体(パワー半導体・半導体製造装置)」
「IoT(モノのインターネット)」「EV(電気自動車)・自動運転」「FA(工場自動化)・ロボット」「第5世代移動体通信(5G)」など数えきれないテーマがあります。
注目度の高いテーマに関連する銘柄は、株価上昇が期待できます。
各サイトで、他の人たちがどこを見ているのか?
確認するようにしましょう。
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●テクニカル
過去の株価の動きをチャートで表し、そのパターンから今後の株価の動きを予測する手法がテクニカル分析です。
売買のタイミングを計るために多くの投資家が利用しています。
テクニカルを学ぶには、一つ一つ丁寧に学んでください。
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●その他学んだ方が圧倒的に有益な事
・決算短信の読み方
・決算説明資料の読み方
・企業分析の仕方
・セクターとテーマ
・世界経済の動向
ツイッターからDMを送信する場合は、
相互フォローが必要になりますが、
下記に該当する方についてはフォローが出来ません。本当にごめんなさい。
・トレードに関するツイートが無い
・プロフィールの記載が無い
・プロフィール画像が無い
・リツイートだけの投稿
私自身まだまだ学びの途中で、分からない事もたくさんあります。
現在は先物と米株について学んでいます。
みなさんと一緒に、少しでもスキルアップできるよう、努力していきたいと思っています。
●無料note ①「100株チャレンジ」の収支を公開します!|gordon_lapin|note
●無料note 投資やトレードに大事な事とはなにか?いっしょに考えてみませんか!
●50代から投資を始めた私が、ひと月400万円の利益を得られるようになった理由!
↓2023年4月3日追記
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このコメントは素晴らしいと思いました。
私も、投資を始めたばかりの頃は
この往復の重要性を考えもしなかった。
特にデイを始めた時は、目の前の狭い範囲しか目に入っておらず、
失敗の原因にすら辿り着けませんでした。
原因がわからなければ、適切な対策を取る事も出来ませんから、また同じ失敗を繰り返してしまう…
そんな状況が長く続きました。
私たちは気を抜いてしまうと
大きなうねりの中の小さな🌊に右往左往してしまいがちになります
往復をする習慣を身に着けてみると
発見や何か変化があるかと思います。
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