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シンプルさの哲学の3話は、整理の機会でもある引っ越しが暴力的なものであり得ること、椅子一つが安定性をもたらす可能性について話してみました。
シンプルさの哲学2話は、本の整理、処分について考えてみました。 ブライアン・イーノがいい知恵を持っています。
旅の哲学で身軽さについて語ったときに少し触れましたが、今シーズンではシンプルさについて話して行きたいと思います。 そして、今シーズンはapplepodcastでも聴けますよ。
旅の哲学の最終話では、歴史について考えてみました。旅には、動かないことで蓄積される歴史より、より大きな歴史に触れる機会があるのかも。
数年前、知り合いのコスタリカ人の女性が日本のサラリーマンをテーマにしたドキュメンタリーを撮影していた。その撮影の一環として、代々木公園に住んでいるホームレスの方たちをインタビューしたいということで、私は通訳・インタビュアーとして、手伝うように頼まれたのだった。 インタビューしたのは二人の男性。意外なことにインタビューの交渉で苦労することはなかった。 一人は、製薬会社の営業マンだったが、法を犯してしまい、刑期を終えた後、「社会」に戻ることをやめた。彼は公園で生きることを選ん
何回か旅の哲学について語ってきて、旅嫌いな人から、面白いという反応がありました。確かに自分は手放しに旅は素晴らしいと語っているわけではありません。 何が人を旅嫌いにさせてしまうのか、そして私はなぜ旅が嫌いになっていないのかを考えてみました。
先日、通っているヨガのクラスでサットサンガを行うことになった。サットサンガとは、自分が体験している苦しい事をグループでシェアするという実践らしい。私は初体験である。 私以外のクラスの参加者は家庭を持っている女性だけである。何人かは泣きながら、この2020年の苦しい体験、思いを話してくれた。いつものクラスでの振る舞いからは想像もできないような話ばかりだった。 本人達は自覚していないのだろうが、話を聞きながら感じていたのは、むしろ彼女達の強さだった。それぞれの苦境と向き合いな
東日本大震災が起きたとき、ある日本人が伝説のサーファー、ジェリー・ロペズにどうしたらいいか質問した。 私は、サーフィンの体験はない。でも、彼の痛快な自伝「SURF IS WHERE YOU FIND IT」を読むと、彼がサーフィンにスポーツ以上の精神性を見いだしていることが分かる。そして、この大きな質問に対する彼の答えもまた、スピリチュアルだと言っていいものだった。 「波は常にやってくる。そして、必ず、波にさらわれてしまうことがある。それに対して、ただ受け身で流されるとい