ミュージシャン伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』~『ジャージー・ボーイズ』~『ドリーム・ガールズ』and more...
今週は週の前半に梅雨の大型連休があり、ロケ撮影もバッチリ行え、一安心でした。晴れていると本当に暑くなってきましたね。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。ぐっでぃテレビのモーリーです。
みなさん昨日は『ボヘミアン・ラプソディ』ご覧になられましたか。私は子どもたちが寝静まってから見始めたので途中からとなってしまいましたが、いやぁ噂通りよかったですね。録画しているのでまたじっくりと見ようと思いますが途中から見ても十分に楽しめてストーリーに引き込まれてしまいました。
映画公開当時見てみたいなぁと思いつつも、フレディは亡くなっているので暗い感じで終わる映画だと嫌だなぁと思って何となくズルズルしているうちに見に行く機会を逃し今日に至ってしまいました。(どちらかというと明るい映画が好きなので(笑))
しかし昨日見てみて明るく前向きに描かれていてとっても良かったです。エンディングのバンドエイドも噂通り最高でした!!やっぱり仲間っていいもんですよね。7割くらいは昨日見たのですが前半ところどころ見逃したのでまた録画でゆっくり最初から楽しんで見たいと思います。
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ミュージシャンの伝記映画って結構好きで色々見ています。今回はちょっとだけ紹介します。
ジャージー・ボーイズ
中でも私の好きなミュージシャンの伝記映画は何といってもクリント・イーストウッド監督の『ジャージー・ボーイズ』。
これめっちゃオススメなので是非昨日『ボヘミアン・ラプソディ』を見てミュージシャンの伝記映画面白いなぁ思った方は是非ご覧いただけたら嬉しいです。
こちらは私の大好きなグループ”フォー・シーズンズ”の歴史を描いたミュージシャンの伝記映画。
フォー・シーズンズは1950年代から1970年代にかけて活躍したアメリカのドゥワップ/ポップコーラスグループで、リードボーカルでファルセットボイスが特徴のフランキー・ヴァリ、フォー・シーズンズ創設メンバーのトミー・デヴィート 、ボーカルベースパート担当のニック・マッシ、そして主に作曲プロデュースを担当してたボブ・ゴーディオの4人が主なメンバーです。(主なメンバーというのはその後メンバーチェンジが行われたため。この映画では第一次フォー・シーズンズ絶頂期のこのメンバーが中心に描かれています。)
この映画の特徴は何といっても楽しいミュージカル映画であるところ。もともとはブロードウェイミュージカルとして大ヒットした作品を映画にしただけあり、超楽しいミュージカル映画に仕上がっています。
映画館で見た帰り道で思わず、ステップ踏みながら街を歩いたことを思い出します。
こちらの映画も『ボヘミアン・ラプソディ』と同様にグループ内の友情が描かれており、成功と失敗、ショービズの光と影など色々な人間模様が描かれています。
そして絶対見てほしいのが最後のグランドフィナーレ。良い奴もちょっと悪い奴もみんな出てきて踊って歌って楽しく終わるってのがミュージカルの最高にいいところ!!
最後のグランドフィナーレ映像だけでもこの映画を見る価値があるので是非是非見てほしい映画です。今回はyoutubeにグランドフィナーレの映像があったので貼っときますね。
グランドフィナーレ見た後に映画見るってもの私的にはアリです(笑)だけどしっかり最初から見たい方は上記の予告だけにしてくださいね。
ドリーム・ガールズ
この『ドリーム・ガールズ』はシュプリームスを題材に描かれたといわれている映画でこちらもミュージカル映画となっています。
こちらの映画は完全なミュージシャン伝記映画ではないのですが(映画内ではドリーム・ガールズのことをシュプリームスともダイアナ・ロスとも言っていません。)フィクションの部分も多々含まれますが、ほぼほぼシュプリームスとその中心メンバーであるダイアナ・ロスの伝記的映画となっています。
主演はダイアナ・ロスをモデルとしたディーナ役はビヨンセが、シュプリームスのメンバーであるフローレンス・バーバラをモデルとしたエフィ役はジェニファー・ハドソンが演じており、彼女たちのパワフルな歌声もたっぷり楽しめます。
またこの映画の見どころは何といっても映像美。とにかくステージシーンががゴージャスでカッコいい。とにかくブラックミュージック、そしてソウル、R&Bのカッコよさを存分に感じれる映画です。
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他にも、ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンの伝記映画『ラブ & マーシー 終わらないメロディー』やビートルズデビュー前夜の伝記映画『バックビート』、ロックンロール全盛期のロックスターの一人であるリッチー・ヴァレンスの伝記映画『ラ☆バンバ』、ドアーズのジム・モリソンを中心に描いた伝記映画『ドアーズ』、モーツァルトの伝記映画『アマデウス』なんかもなかなか面白かったです。(描き方がちょっと暗めのものもありましたが各ミュージシャンのファンなら必見です。)
人に歴史ありといいますか、一見成功しているように見えても、光の裏には影があり、その奥には人間模様がある。そして裏切りや落胆もあるけれど、どん底でも優しく手を差し伸べてくれる人が必ずいる。
成功や光だけを追い求めるのではなく、最後に最も大切なのは仲間だったり家族だったりするんだなぁってこういう実話をもとに作った映画をみるといつも感じます。
映画からミュージシャンに興味を持つのもよし、そのミュージシャンからその映画に興味を持つのもよしで、ミュージシャン伝記映画って本当に面白いです。
というわけで私は早速久しぶりにクイーンの曲をゆっくり聴きなおしてみようかと思います。
いやぁ、映画って本当にいいもんですね。