駅からさんぽ ~山陽電車 播磨町駅~後編
こんにちは。
ぐっでぃテレビのゆっちぃと申します。
駅からさんぽを読んでいただきましてありがとうございます。
今回の駅からさんぽは、前回、前々回に引き続き、山陽電車 播磨町駅 後編です。
今回訪れました駅からさんぽは、山陽電車 播磨町駅を出発しまして、前編では県道718号線近くの、阿閇神社へ行き、石が池公園へも行ってみました。播磨町の大きな公園は整備されていて、子どもから大人の方まで様々な方々の憩いの場になっています。そして、中編では大中遺跡公園に行きました。播磨町の郷土資料館も併設されているので、播磨町の歴史、大中遺跡の出土品も見学することができます。また、廃線になった別府鉄道も屋外展示されているので電車好きの方にもおすすめです。
それでは後編、行ってみましょう!
考古博物館では、兵庫県内の遺跡から出土した土器や石器など、私たちの祖先が残したさまざまなものから、むかしの人たちの暮らしを復元し、人・環境・社会・交流の4つのテーマに分けて展示されていました。
入館時に写真を撮ってもいいですかと聞くとOKですよと言っていただいたので、少しだけ印象に残ったところを写真を撮らせてもらいました。
まず最初のエリアは人、私たちの祖先です。
骨から病気をした、怪我をした、出産したなどがわかるそうで、出土した石棺の中の、人骨展示がされていたのが印象的でした。
写真は骨でしたので撮るのを控えました。。
あなたはどの時代の顔の形に似ているでしょうか?という質問が設けてありました。昔の人々の身長や、顔の形は、時代によって変わっていました。これからどんな顔になっていくんでしょうね。
また、ここでは、明石人骨のこともテーマとして取り上げられていました。本物の骨が戦争で焼けてしまったため、謎は解明されていないようです。。
次のエリアへ進みます。
環境、自然とともに生きてきた人々の展示になります。この場所へ入る時に、旧石器時代の人々とマンモスが繰り広げる狩りの状況が緊迫していて迫力がありました!
ちょっと暗いですが。。
マンモスの鳴く声も流れてくるのでなかなかの迫力と共に、こんな大きな生き物を捕まえて食料にしようとした人々がいるから今の私たちがいるのですね。ちょっと大げさですが。。
奥へ進もうとすると、写真右側にはマンモスがいるのですが、壁に隠れてマンモスを見ている人が!ほんとに人がいるのかとびっくりしました。。
森ができ、海へ山へと狩りをして生活して、その際に必要になった石器や土器が作られるようになったんですね。
このエリアは弓矢がいっぱい飛んでいて、弓矢が刺さった後が残る板も展示されていました。文明が発達すると、争いが増えていくんですね。
古墳時代といえば、銅鐸のイメージですが、鉄を活かして防具や刀なども造られたんですね。
兵庫県の大きな古墳といえば、五色塚古墳ですね。神戸市垂水区にあります。一度行ったことがありますが、とても眺めの良い場所にあります。駅からさんぽでぜひ訪れてみたいところです。。
波の高さに左右されながらも船を使って交易をしていたんですね。獣道を通るよりは海や川を船で進む方が効率は良さそうですね。
明石市でいうと、魚住あたりに登り窯が50ほど見つかっているそうです。そういえば、この駅からさんぽで以前お伝えしたことがある、JR神戸線 魚住駅をぶらりさんぽした際に、須恵器などの破片が残っていたことをお伝えしていました。交易することによって、須恵器が伝わり、作り方も伝わったのですね。
というわけで今回の駅からさんぽは、山陽電車 播磨町駅編はこの辺で。ゆっくり博物館を歩くと、本当に五感で感じるといいますか、本やネットだけでは感じることができない体験のようなものを感じることができました。
みなさんももし興味がございましたら是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
今回も自然あり、歴史ありでとっても楽しいさんぽになりました。ではまた次回お会いしましょう。
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