女性・次世代管理職/セカンドキャリアに悩む方の伴走者!自分の未来が楽しくなるキャリアを実現する【Good Teamメンター紹介#岡村 真弓さん】
女性ならではの体やホルモンバランスの変化や結婚・出産・育児・介護などのライフスタイルの変化に伴って、今後のキャリアへ漠然と不安を感じる方も多いのではないでしょうか?
また、40代後半から退職後のキャリアを見据えて、自分がどうなっていきたいのか、何がしたいのかセカンドキャリアへの悩みが尽きない方もいるのではないでしょうか?
「Good Team」では、管理職のお悩みや置かれている状況を踏まえ、まずは、管理職である皆さんが自分らしくイキイキとリーダーシップを発揮できるようになることで、メンバーのパフォーマンスを高めてチームが笑顔の(働きがいのある)チームで成果を出せるよう、管理職の社外メンターサービスをご提供しています。
今回は、Good Teamに在籍している多様なバックグラウンドを持っているメンター陣が、日頃どんな想いで管理職の皆さんと向き合っているのか、大切にしている価値観や関わり方などをお届けできればと思いメンター紹介をさせていただきます!
今回ご紹介させていただくのは、自身の異業種異職種へのキャリアチェンジやマネジメント時代の物事の考え方の変化から自分らしいキャリアを構築している実体験を持ち、現在は管理職メンターとして活動している岡村さんです。
Profile
岡村 真弓 / Okamura Mayumi
1.「気持ちを楽に、成果を出す」リーダーシップの考え方を広めたい
1.1キャリアの棚卸しと自己理解で広がった自分らしいキャリア形成
大学卒業後、新卒で業界大手の資材・パッケージ印刷会社に入社し、営業事務を約6年半経験しました。
もともと、広報や宣伝広告のような仕事に興味があったのですが、バブルが弾けた時期の就活だったこともあり、やりたいことがなかなか叶わない時期でした。
そのため、広報や宣伝広告に近い仕事と考え、印刷や出版業界も視野に入れて就職活動を行い、入社に至りました。
仕事はやりがいがあったものの、20代の終わりに、「私が本当にやりたかったのはなんだったっけ?」と立ちどまる時期があり、そこでもともと、広報や宣伝広告がやりたいと思っていたことを思い出しました。
時代背景的に、Webデザインが広まり始めたタイミングで、Webサイトで何かを表現し、お客様の課題を解決するということは、広報や宣伝広告がやりたいと思っていた理由と近しいことに気づき、挑戦することを決意。
異業種かつ異職種での転職で不安だらけでしたが、一歩踏み出せたのは、自分がワクワクすることに正直になれたから。
結果として、設立2年目のベンチャー企業へ、Webデザイナーとして正社員で転職を叶えました。
そして、入社数年でWebデザイナーからWebディレクターへ。その後、徐々にマーケティング戦略立案の領域まで仕事が広がっていき、EC事業部の事業部長を務めることになりました。
事業部長になって痛感したのは、仕事は自分ひとりの頑張りだけではどうにもならないということ。より大きな成果を出そうと思ったら、周りの人たちの力を借りないといけないし、みんなの力の掛け合わせが大きくなることが成果につながることをダイレクトに感じた経験もしました。
メンバーやビジネスパートナーの力を最大化するにはどうしたらいいのだろうと悩んだとき、コーチングに出会いました。
最初は、チームマネジメントにコーチングを活用しようと思って学び始めましたが、私自身がコーチングの魅力にはまっていき、会社員とコーチでダブルワークするようになっていきました。
また、チームマネジメントの経験をきっかけに組織開発や人材開発・育成に興味を持ったこともあり、事業部長を退任した後は、人材育成・人材開発部門の立ち上げ、育成評価制度の改定や研修設計に関わる部門の責任者となり、メンバー一人ひとりのキャリアを考える一助として、コーチングを社内に導入しました。
様々な職種を経験しましたが、いま振り返ると一貫しているのは「誰かの想いや願いの実現をサポートすること」。何をしている時が一番幸せなのか、キャリアにおいても「幸せ」をベースで考えてきたように思います。
1.2 ”主体変容”が苦しい管理職から卒業する鍵
コーチングに魅了されたポイントとして、物事の捉え方の幅が広がったことが挙げられます。
大人の学習は「知識を新しく積み重ねていくこと」ではなく、「これまで自分が意味づけしてきたことに対して新しい意味づけを見出していくことで新たな視点や気づきを得る」という変容的学習なんだと、コーチングを通して学びました。
管理職として「こうでなければならない」という凝り固まった思考が変化し、肩の荷が下りた感じがしました。そして、「主体変容というのはこのことか!」と感じるほど、自分が変わることでメンバーやチームの見え方、自分自身のマネジメントやリーダーシップのあり方に対しての捉え方も変わって、気持ちもとても楽になりました。
心が楽な状態でチーム成果を出せる経験ができたことから、同じように悩む管理職にもこの考え方を届けたいと感じるようになり、現在は社外メンターとして活動しています。
2.管理職の成長・変化事例
2.1固定観念を手放すことで拓ける道がある
男女問わず、管理職からのお問い合わせ、ご相談が多いです。
特に、女性 / 次世代管理職育成という切り口で企業からご相談いただくケースも増えています。
現在、管理職の方や管理職候補の方々が直面している悩みとして多いのが、管理職になりたいのか、なれるのか、できるのかという不安を持っている点です。
また、女性管理職においては、結婚・出産・子育て・介護・更年期などのライフイベントや体・ホルモンバランスの変化を経験する方も多く、自分のキャリアに悩む時期です。
✔︎一旦、管理職を引き受けたけど、管理職として自信がなくこのままキャリアを継続することを躊躇してしまう・・・
✔︎管理職は常にチームや組織を引っ張り続けないといけないと思うと自分にできるか不安に感じる
✔︎会社の中での立場も頑張れば上を目指せるが、無理なく家庭との両立ができるのか・・・
✔︎一歩踏み出したいけど、今後のライフイベントの変化を想定して管理職になるのがいいのかなりたいのかわからない・・・
このような思考と感情が複雑に絡み合っている場合もあるので、まずは置かれている状況やお気持ちをしっかり伺い、思考の整理することで前進できるサポートをさせていただくケースが多いです。
また、管理職の役割に対して「●●しなければならない」と凝り固まった考え方を持っている方も見受けられます。
そういった方には、いろんなリーダーシップのあり方があり、自分らしいマネジメントスタイルでチーム成果最大化や仕事とプライベートの両方を大事にする生き方を実現することができることもお伝えしています。
実際に、「管理職として自信がなく、会社の期待に応えられていないと感じる。今後の自分のキャリアを見つめ直し、管理職ではない道や退職を検討しようか」と悩んでいた方が、メンタリングを通していろいろなリーダーシップの発揮の仕方があることに気づき、「もう少し頑張ってみたい!」という決断をされた方もいました。
その方は、メンタリングを6回実施しましたが、最初と最後とで表情も意思決定もガラッと異なっていてとても印象的でした。
2.2今までの延長線だけではないキャリア形成も可能
また、定年退職を見据え40代後半から50代のキャリアの築き方について相談したいというセカンドキャリアに関するお問い合わせも多くいただいております。
✔︎定年まで現職で頑張るのか、他の選択肢も視野に入れたほうがいいのか
✔︎転職した方がいいのか、年齢も踏まえて現実的に可能なのか
✔︎本当にやってみたいと思っていた未経験の領域にチャレンジしたいが今からでもできるのか
✔︎そもそも自分の今後をどう捉えたらいいのか、どうしたいのかわからない
✔︎自分の強みや得意がわからずセカンドキャリアについてどう考えたらいいかわからない
こういったお悩みも多く、今までのご経験を一緒に振り返ることで強みや得意を再確認し、大事にしてきた考え方、これから大事にしていきたい考え方・在り方を時間をかけて言語化していくことで、納得感のある一歩を踏み出すことを実現しています。
実際に、チームマネジメントにお悩みを抱えていて「自分のマネジメントスタイルや方針などの軸を決めたい」という方が、メンタリングを通してご自身の価値観や強み、ビジョンが明確になっていき、「コーチングを学んで、ゆくゆくは社内コーチとして会社の役に立ちたい」という新たな願いを発見し、納得感のある次の一歩に繋がったこともあります。
当初の目的だったマネジメントスタイルを確立するということの達成だけではなく、ご自身でも想定していなかった次なるキャリアの道が拓け、マネジメントスタイルの確立はもちろんのこと、セカンドキャリアのお悩み解決にも繋がった事例です。
その方は月に1回ペースで2年半ほどの関わりだったからこそ、マネジメントスタイルのみならず、セカンドキャリアの発見まで伴走できたと思っています。
3.管理職の成長に必要なこと
3.1 自分が持っているリソースに気づくことが第一歩
管理職の成長に必要なことは、自分が持っているリソースに気づくことです。
リソースとは、過去の経験や経験から得た強みや得意だけではなく、もともと持っている資質なども含みます。後天的にスキルとしてつけた強みは自分で気づくことができますが、もともと持っている資質に関しては自分1人では気づけない方が多いため、そこにも気づいていただけるようお話を伺いますし、お伝えすることを心がけています。
ご自身のリソースに気づけると、今後どんな力を磨いていきたいか、磨いていく必要がありそうかが明確になり、自分の成長や変化を楽しんでいただけることが多いです。
3.2 本音を言いやすいメンターとクライアントの信頼関係が鍵
また、「この場はなんでも言って大丈夫!」というメンターとクライアントの信頼関係がないと、深い部分のお話はできなと思っています。
ですので、自分の自己開示はもちろん、クライアントが何を感じているのかにどんなところに反応するのかアンテナを立てながらお話を聞き、どんな状態や考えでもまずは受けとり、一緒に言語化や整理していくことを意識しています。
4.”管理職とはこうあるべき”という固定観念に苦しんでいる方の力になりたい
クライアントからは、「なんでも話せる抜群の安心感がある」「前進するパワーをもらえる」というお声をよくいただきます。主体変容に向けて思考や感情を整理し、一人では気づけない新たな視点を発見するサポートさせていただきます。
女性や次世代管理職など組織力向上と向き合う方々や、
定年後のセカンドキャリアに悩んでいる方の強みや価値観を言語し、キャリアの方向性を一緒に探る、そんな関わりができたら嬉しいです。
過去に私が組織のパフォーマンスを発揮する上でつまずいていた管理職のあるべき論を手放せたことで手に入れたチーム成果や、自分の強みや価値観を大切にしたキャリア形成の実現に悩みながら自己理解を通して1つ1つ実現してきた経験を元に、同じようなお悩みを抱えている方の力になりたいと思っています。
当社は、 「Goodなチームを、Goodな自分で」をテーマに、自分らしいリーダーシップで、チームの「成果」と「笑顔」(働きがい)を引き出す管理職に進化する、管理職の社外メンターサービス「Good Team」を運営しています。
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