あなたの推しごと教えてください!~コスモスモア専務・小川の推し~
こんにちは!マーケティング統括部の小倉です。
突然ですが、皆さんには“推し”と呼べる存在・モノはありますか?
デジタル大辞泉(小学館)によると、“推し“とは「他の人にすすめること。また俗に、人にすすめたいほど気に入っている人や物」を指します。
参照:https://www.felissimo.co.jp/oshikra/3093/
先日コスモスモア社長の枝廣さんの推していること、すなわち“推しごと”についての記事を書かせていただきましたが、
もっと社員の皆さんの“推しごと”を知りたい!
そんな欲求が出てしまいまして、今回は「陽平さん」の愛称で親しまれている多彩な趣味をお持ちのコスモスモア専務に“推しごと”について聞いてみました!
枝廣さんの“推しごと”記事はコチラ↓
多彩な趣味をお持ちの陽平さんの“推しごと”とは?
──陽平さんの”推しごと”はなんですか。
「植物と共に生活すること」ですね。家では観葉植物や生花のお世話は勿論、ビオトープをつくったり造花・ドライフラワーを飾ったりしています。お花は毎週購入し、毎日欠かさず水やりなどお世話をしています。
──造花であれば取り入れられそうですが、陽平さんはどのような造花を飾られているのですか。
造花は洋花がカッコいいと思っていて、和洋折衷が好きなので焼きものの花瓶との組み合わせがお気に入りです。あとは、自宅を折り上げ天井にしているのですが、天井裏にフェイクのアイビーを這わしたり、コーナーにはシダー系の造花を垂らしたりしていますね。
カーテンレールの上にもフェイクグリーンを飾っているのですが、シマウマやサイ・キリンの置物を置いたり、観葉植物の下に合鴨の集団がいたりと、植物の周りの小物にもこだわっています。
オフィス1階のパキラ、育て親はなんと…
──植物はいつ頃から推しているのでしょうか。
自宅を購入したタイミングぐらいからですかね。若いころから意思を持って何かしら育てていたかな。程度は別としても20代後半ぐらいから、気が付いたら生活の一部でしたね。はじめは1個か2個ぐらいから始まって、それらを集中的に可愛がっていました。私は特にパキラが好きでパキラから始まりましたね。
そういえばオフィス1階の大きいカウンターの上に横に広がっているパキラがあるでしょう。あれ、私が数年かけて育てていたパキラなんですよね。
──えっ!あの入口付近のパキラですか!陽平さんが育てていたのですね。
そうそう。私の所から設計の皆さんが「これ持っていっていいですか」って。よく皆さん、枯れかけた植物を私の所に置いていくので、それを会社で再生させていましたね。恵比寿に越してくる前の田町オフィス時代に一部社員に招集をかけて、非公認でしたが「植栽クラブ」なるものも開催していて。私が「植栽クラブ始動します」ってメールしてさ。毎年植物を剪定してそれを挿し木にして、ペットボトル等で水につけて根を生やして鉢に植え替えて増やす、という活動をしていましたね。いやいや参加している社員もいましたよ。笑
植物を長持ちさせる秘密テクニック、夏場の花瓶には〇〇
──陽平さんはやはり植物とは毎日のように関わっているのですか?
日課になっていますね。朝起きたらまず植物の状態をぱぱぱっと見に行きます。土の状態を見て水をあげる。これは毎日見た方がいいですよね。土は濡れていたらあげない方がいいんですよ。冬場は特に、土の中までカラカラになっていないと根腐れしてしまうんですよね。お水はあげすぎないのが基本です。
他には花瓶の水を変えて。普通の水に混ぜると活性化する、花がイキイキする“魔法の水"があるのですが、そういうのを適宜混ぜて。通常の水道水だと日持ちしないんですよね。あとは夏場は氷水を花瓶に入れます。
──氷水ですか!?植物にあげる水の温度は気にしたことありませんでした!
夏場の水道水は温度がぬるいですよね。家の近くに花屋さんがあった時に、真冬でも冷たいであろう井戸水を汲んで植物に水をあげていたのを見ていたので、水やり用の水の温度は冷たい方が適しているのかなと思っています。
──そのように日常的に植物と接するなど生活の一部になるほどの存在になった植物を推し始めたきっかけなどはあるのでしょうか。
特にきっかけは思いつきませんが、生まれ育ったのが京都の町家で小さな中庭があり、石畳や灯篭の苔に交じって小さな花が咲く様子や冬の山茶花にささめ雪が積もる様子など、四季を通じてそのような情景を見て育った影響はあるのではないかと思っています。
毎日手間をかけて見ていたい。陽平さんの植物愛
──それでは、陽平さんは植物のどんなところが好きですか。魅力を教えていただきたいです。
植物の魅力は5点あって、①見ているだけで癒される、②四季を感じられる、③植物が成長する姿が楽しみ、④好きな形に育てる喜び、⑤失敗すると(枯れたりすると)逆に燃える です。
放っておいていい植物よりは手間がかかるものが好きなんですよね。手間をかけて毎日見ていたい。1mm新芽が伸びたとか、そういった変化を毎日楽しむ感じで。マニアックな観点だと観葉植物は剪定を毎年しているから、切り込みを入れることで好きな形になるんですよね。あとは部屋の奥に置いておくと植物は光の方に向かって生えてくるから、伸びる方向で形を調整したり。単純にまっすぐ伸びる植物よりも変化が出ると面白いですね。
──なんだか芸術の領域ですね…。⑤で失敗に触れていますが、陽平さんでも失敗するのですか?
植物だからやっぱり枯れますよ。茎が細い種類のものは水を吸い上げる力が少ないから、やっぱり弱いですよね。可愛いのですが長持ちはあまりしないので極力私は選ばないようにしていますね。ユリとかは茎が太いのですが、ユリの中でも太いものを選びます。細めの種類のものは本当に難しいですね…。
植物愛溢れる陽平さんがお勧めする、植物を楽しむコツとは
──初心者にもおススメの植物はありますか?
パキラ、ウンベラータ、ガジュマルは鉄板じゃないかな。水やりさえ注意できればうまく育ちますよ。お花で言うと薔薇やユリ系の種類のお花は、存在感がバリバリあるし良い匂いなのでおススメです。安い所だと400円ぐらいで3本ほど買えると思いますよ。1週間それだけでいいですよね。
──なるほど!私でも取り入れられそうです…!それではまだ植物の魅力を知
らない人に好きになってもらうとしたら、どのようにお勧めしますか。
観葉植物は「挿し木」で成功体験を踏むと病みつきになると思います。結局できあがったものを買うと、あまり水をやらなかったとかやりすぎて枯れたってなるから、そこをパチッと茎や枝を切って根を生やす等そういう体験でワンサイクルこなすと新しい世界が見えると思います。あとはプラスチックそのままの鉢、あれはやめた方がいいです。自分が育てたい植物とお気に入りの鉢をセットで買ってください。鉢は水はけが良い素焼きの物がお勧めです。
あとは、花瓶のお花は「生花」でも「造花」でもインテリアの一部としてお勧めします。ありもののガラスの花瓶ではなく、この部屋にはどういう花瓶があうんだろう?から入った方がいいです。家具を選ぶ感覚ですね。インテリアのように楽しめると植物が好きになってくると思います。
さいごに
陽平さんの“推しごと”いかがでしたでしょうか。
“推しごと”の話は勿論なのですが陽平さんの植物に関する知識が豊富でしたので、個人的に色々お話を聞いてしまい、また今回もお時間が足りないぐらいトークに花が咲いてしまいました。
植物をすぐ枯らしてしまう私なのですが、今回陽平さんに植物の基本の育て方・失敗してしまうパターンなどディープなお話を聞くことができたので、今年こそお部屋に植物を取り入れてみようかと思いました。早速友人の結婚式でお花をいただいたので、伝授頂いたアドバイスを元に長持ちさせてみせます…!
陽平さん、素敵な”推しごと”を教えていただき、ありがとうございました!
今後もコスモスモアの皆さんの“推しごと“のお話をどんどん聞いていきたいと思います。もし紹介したい“推しごと“をお持ちの方がいらっしゃれば、是非お声がけください!
皆さんの“推し“を知りたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
本日の書き手:マーケティング統括課 小倉