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社内の新規事業提案から生まれた新サービス「mobica」

いつもお読みいただきましてありがとうございます。
今回はコスモスモアの新規事業提案制度の「more+(モアプラ)」から生まれた新サービス「mobica(モビカ)」についてご紹介します。


more+(モアプラ)の概要

more+は私たちマーケティング統括部が事務局の、全従業員を対象とした新規事業の提案コンテストです。

名称の「more+」には、新規事業提案を通して「社会をより良くする事業を創出する」「チャレンジする風土をコスモスモアにもっと根付かせていく」というような想いが込められています。

コンテストでグランプリに輝いた事業提案については、提案者を中心にプロジェクト化されるケースもあります。

more+はエントリーシートの提出から始まります。
エントリーシートに記載する内容は以下の4つのみ。

①事業概要(「誰に」「何を提供する」ものなのか)
着想のきっかけ(エピソード)
価値(クライアント/カスタマーにとっての価値)
アイディアが実現したときの未来の姿

エントリーシートに記載する内容

審査委員は取締役をはじめ外部審査員を含む合計5名。
1次審査はエントリーシートを元に審査会が実施され、最終審査はプレゼンテーション形式でおこなわれます。

2021年度は応募総数72案、1次審査通過は6チーム。
その中からグランプリに輝いたのが「mobica」でした。mobicaはグランプリに選ばれただけではなく、その後プロジェクト化されアイディアを磨き上げたことで、今回新サービスとしてローンチすることになりました。

mobica(モビカ)とは

mobicaとは、WorkとLifeを最大限に楽しむクルマです。
コンセプトは「もっと自由に、より豊かに。」

いつもの仕事を好きな場所で。行きたい場所が今日のオフィス。

mobicaは、不動産から移動する可動産(※1)に視野を拡げた新しい働き方の提案であり、ライフスタイルの提案です。mobicaによる新しいライフスタイルをより広く体験していただきたいという想いから販売ではなく、カーシェアリングとしてサービス展開をする予定です。

(※1 ):土地及び土地に定着したものが「不動産」と表現することに対し、移動できるものを「可動産」としています。

mobicaの特長

mobicaの車両は、ハイエース(トヨタ)とN-VAN(ホンダ)を架装した2種類の展開です。利用シーンに合わせて車両を選択できます。どちらの車両も業務や気分に合わせて自由に働くスペースを選び、カスタムできる仕様となっています。

車両にはソーラーパネルを搭載し、必要電源やプライベートスペースの確保が可能な為、災害などの有事の際は、個室避難所としての提供も検討しています。

mobicaで実現できる働き方のバリエーション

ハイエースとN-VANを架装した2つの車両タイプでは、6つの働き方のバリエーションがあります。

「mobica」の由来

可動産を活用することで、働く場所をもっと自由に気軽に選べるのではないだろうか。いつもの仕事を好きな場所で。ワーケーションという言葉だけでは的確に言い表せていないWorkとLifeの切り替え方を表現したい。
そんな想いから
Mobility、Work、Life、Balance、Vacation、Mobile、Office、Car、・・・・
などのあらゆる言葉を並べて組み替えてつくった言葉、それが「mobica」です。

ロゴマークのモチーフについて

ロゴマークは、リアのドアを開けて室内から外を眺めた形と、働くスペースのデスク、そしてmobicaの頭文字「M」がモチーフになっています。
いくつも案を出して検討した中で、「もっと自由に、より豊かに。」のコンセプトを一番表現でき、好きな場所で働く、そんなmobicaからの風景を想像できるロゴマークにしました。

#mobica

いつもの仕事を、好きな場所でやってみたり、きれいな風景のなかでやってみたり、好きなモノを食べながらやってみたり、そんなときに付けてほしいハッシュタグです。みなさんも是非SNS投稿するときに付けてください!

私のmobica。

mobicaの提案者 堤さんへの質問!

ー提案しようとおもったきっかけは何でしょうか。

はたらく場所が多様化し、場所にもとらわれない時代になりました。
であれば車をオフィス化し、場所にとらわれず移動しながら自由自在に働けるワークスタイルがあっても良いのではないかと考えました。またそのワークスタイルを通して、より新しい出会いや体験を増やすことができると考えました。

ー提案、そして商品化。今、どんな気持ちでしょうか。 

今は車両の完成や、サービスのスタートが非常に楽しみですね。事業自体のコンセプトや、車両のスペックやデザイン、運用体制、プレスリリースなどが具体的に決まってきたので、まさにアイデアが形になるプロセスの中にいる感じです。提案前には考えられなかったシチュエーションが現実に起こっています(笑)

ー応募してよかった点はありますか?

最も良かった点はカーシェアリングという建築とは別ジャンルの仕事を進めるにあたって、今までの仕事の中では出会えなかった架装メーカーの方々や、WEB・HP等の企画運営の会社様、地方自治体の方々等との接点が生まれ、自分の知識や視野、考え方が広がったことですね。また収支含めた事業全体を捉えて物事を進める視点を得られたことも自分にとっては良かった点です。

さいごに

今回は新規事業提案「more+」から生まれたmobicaについてご紹介しました。そしてmore+は今後も開催していきます。

「新規事業は、成功は約束できないけど成長は約束できる」という言葉の通り、アイディアを形にすることはとても難しく大変ですが、だからこそ成長できると思っております。

みなさんからの提案をお待ちしております!

mobicaのリリース
https://www.goodplace.co.jp/news/releases38/

書き手:ナカムラマサノリ

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