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コスモスモアで活躍中の若手社員はどんな人?3年目社員インタビュー

コスモスモアは、期初に半期を締めくくり新たな気持ちで期をスタートさせる全社員参加型の「キックオフミーティング」を実施しています。
本会議では、会社全体や各事業部の今後の方針発表は勿論、半期毎に活躍が顕著な社員やプロジェクトの表彰も行います。

表彰の中には、入社年次の浅い若手社員のみに贈られる賞があります。その名も「NEXT-VALUEジュニア賞」。1年間で最も活躍が顕著だった若手社員を表彰するものです。
周りから仕事ぶりや活躍を認められた若手社員が、普段どんなことを考え、仕事に取り組んでいるのか…気になりませんか。

そこで本記事では、2021年度の「NEXT-VALUEジュニア賞」に輝いた3年目社員たけださんにスポットを当て、これからのコスモスモアを担う若きホープがどんな人物なのかに迫っていきたいと思います!

「空間をつくる側の人間になりたい」と建築の道へ

白い作業着に負けない爽やかな笑顔を見せるたけださん

2020年に新卒入社したたけださんは、ファシリティ事業部・施工管理課所属の3年目社員です。
普段、会議や事務作業などでオフィスにいることもあれば、現場や打ち合わせに出ていることも多いようです。そんなたけださんのオフィスでの仕事ぶりを見させていただきながら、色々とお話を伺ってみました!

━ 学生時代から建築には興味があったのですか?
たけだ:そうですね、建築学科出身です。大学入学前は“家をつくりたい”“街をつくりたい”という漠然とした想いがありました。誰かにつくってもらった建築の中で生活していくというよりは、自分自身がつくる側の人間として関わっていった方が面白そうだなと思って、建築の道に進もうと思ったんですよね。そこから紆余曲折あり、建築のデザイン的な側面よりも建築の歴史に興味があったので建築史の専攻に進みました。大学では住宅作家・宮脇檀さんの作家論を、大学院では明治時代における江戸武家屋敷地の転用について論文を書きました。

━ なぜコスモスモアに入社を決めたのですか?
たけだ:就職活動中はゼネコンやリノベーション企業など様々な建築系企業を見ていました。その中でコスモスモアに決めた理由としては、一番働いているイメージができたんですよね。社員面談を3回やってくれたのですが、そこまでやってくれる会社はなかなかなくて。入社した後自分が何をしているかは分からないけど、ここの会社に入れたらどんな仕事でも頑張っていけるかもしれないというイメージが湧いてきたんです。先輩社員と話す中で質問に対して本音で答えてくれたし、一生懸命仕事に取り組む姿を想像できて、そういう風に僕もなれたらいいなと思えたから入社しました。

━ 先日の記事で採用担当が工夫している“深く話し込むこと”が活きていますね。

施工管理の魅力

━ 今のお仕事について教えてください。
たけだ:僕は今施工管理課に所属しているのですが、施工管理の主な仕事は大きく分けて2つです。所属部署により表現は異なりますが、職人さんと一緒に現場に入って図面・指示どおりのものがつくれているかの管理をする①現場管理と、工程やコストなどを調整し工事が始められるよう準備・段取りをつけていく②仕込みです。

━  仕事をしていて面白いと思う瞬間はありますか?
たけだ:工程通りに進めることは、ある種当たり前でないといけない話なのですが、現場を回す中でちゃんと工程通りに進んでいるのが分かった瞬間が嬉しいですね。僕が現場でできる工夫って、什器を動かしたり片付けのお手伝いをしたりとかするぐらいで、正直そこまでないと思っているんです。ちゃんと工程通りに進む現場は、段取りの時の目算が当たっているかどうかなので、そこがうまくできたときに面白さを感じます。

━なるほど、戦略的に進める面白さがありそうですね。それでは、逆に苦手だなと思う仕事はありますか?
たけだ:ネゴ※が苦手です。未だになかなかうまくできないので…他の人のネゴの現場を見てみたいですね。誰も僕の前でネゴしているところを見せてくれないんです。
※「交渉」の意。建築では金額交渉の意味合いで使われることが多いです。

たけださんがファシリテーターとなり進んでいくチーム会のひとコマ

冒頭でも紹介した通り、たけださんは昨年「NEXT-VALUEジュニア賞」に選ばれています。表彰理由は下記のとおりです。

新人育成プロジェクトにおける新しいメニューの導入や某ビルの改修工事のメイン施工管理者を担当。ファシリティ事業部内での安全管理や産廃手配フローを丁寧に浸透させ、経験の浅い人でも対応できる仕組み化を推進。安全管理に関わる書類整備及び確認作業の実施率大幅アップに貢献し、施工管理者としての活躍だけではなく、教育・安全管理の推進に寄与したことが高く評価されました。

━ 「NEXT-VALUEジュニア賞」受賞おめでとうございます!受賞を知った時、どのようなお気持ちでしたか?
たけだ:ありがとうございます!受賞を知った時は純粋に嬉しかったですけど、照れ臭かったです。なので、受賞時のスピ―チの場では笑いを取りにいって、ごまかしてしまいました。笑 実は受賞については、当日あの会場の発表で知ったんですよ。事前に周りからは「休まないで絶対に来てね」とは言われていました。(全社員参加型のミーティングの為)そりゃー行くでしょうという気持ちでいたら受賞発表の画面を見て、そこでやっと「そういうことか」と納得しました。笑

━ そんな裏事情があったのですね。あの挨拶はしばらく私もツボに入りました。笑 具体的には昨年どういったことをされての受賞だったのですか?
たけだ:新人を育成するプロジェクトで、新入社員が半年間の研修成果をプレゼンして見せる最終報告会があるのですが、そこに新たに設計課題の導入を提案したというのが1つと、報告会のフィードバックについても採点表をつくって点数化して、自分が提案した発表内容に対してどのぐらいの点数なのかを可視化できる仕組みづくりも行いました。また、座学研修時に代々受け継いでいる教材があるのですが、内容が現在とそぐわなかったり分かりづらい箇所については全て作り替えるなどして、座学講師として、経験の浅い人でも分かるような安全管理と産廃手配、施工にかかわる法律についてレクチャーを実施しました。
あとは、某ビルのリノベーション工事で施工管理をメインで担当したことですかね。同期のスンホさんと一緒に、熊谷に3か月間泊まり込みました。ウィークリーマンションの部屋が隣同士だったので、料理が得意なスンホさんに毎日の如くご飯を貰いに行っていましたよ。笑 時には僕が作ってあげたり、疲れた日には外に食べに行ったりしたのも良い思い出です。

たけださん作・そぼろ/ほうれん草/チーズ/煮卵トッピングの辛ラーメン。
美味しそうすぎます…これぞ飯テロ…

感謝の気持ちを常に持つように

━ 普段お仕事中に心がけていることはありますか?
たけだ:関係各社にご迷惑をかけないことが一番、ですかね。相手も自分も嫌な気持ちにならないようには努めてはいるのですが、社会人になってから若干短気になっている節があって。現場はスピード感を持って進めていくので、決まっていないことがあるとモヤモヤイライラしてしまって。笑 もっとドッシリと構えたいです。
迷惑をかけないよう工夫していることとしては、まず第一に「報連相はしっかりする」こと。第二にマインドとして「お陰様でありがとうございます」という気持ちを常に持つようにしています。そうすると、自然と優しい喋り方になると思うし、相手の雰囲気も和やかになるんですよね。

常に柔らかい雰囲気のたけださん。短気な一面があるなんて意外です。

━ たけださんの好きなものを教えてください。
たけだ:落語を聞くのが好きです。中学の頃から聞いていて、実家に落語のCDもあります。実際に寄席に行くこともあるし、コロナ禍にはYouTubeで無料配信もしていたのでそれを見て楽しんだりしていました。落語は単純に笑えるから良いですね。高座と言われる舞台の上にたったひとりで座って、いきなり喋り始める。右見て左見て、自分で話しかけてそれに対して自分で答える。ひとりで演じ分けをしていく絵面が面白いし魅力なんです。初めて見た人は絵面の奇妙さに敬遠してしまうかもしれませんが、上手い人であれば不思議と気にならないんですよ。有名どころの演者の落語を聞いた方が絶対良いです。桂枝雀さんや立川志の輔さん、春風亭市之輔さんがお勧めです!

たけださんの実家にある桂枝雀さんのCDたち。量に圧巻されます。

━ さいごに、若手社員へアドバイスをお願いします!
たけだ:え~~、なんだろうな…そうですね、「同期は大切にしてください」と伝えたいですね。いざ社会に出てみると、良い面だけでなく理不尽な経験をすることもたくさんあると思います。その時に悩みや愚痴を吐き出せる同期がいるって全然違うと思うんです。お互いに横の繋がりをつくって、歯食いしばるときは耐えて、嬉しい時は一緒に喜んでもらって…とかけがえのない仲間になっていってくれたら嬉しいかなと思います。

謙虚ながらも常に業務改善の姿勢を持ち、優しさあふれるたけださんの人間性を垣間見ることができました。
たけださん、お忙しい中取材のご協力ありがとうございました!これからもより一層の活躍を期待しています。
 
本日の書き手:マーケティング統括課 おぐら



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