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【デザインレシピ公開】大阪オフィス改修プロジェクト ~後編~

コスモスモア大阪支店改修プロジェクトの後編です!
 ✎前編はこちらから

コンセプトは【ヴァーサトルオフィス】
様々な機能を持つ万能オフィスの意味です
60坪に20名が働いています



かっこいい空間の「デザインレシピ」に迫る

突然ですが、”かっこいい空間”とは何が違うと思いますか?
同じ素材、同じカラースキームでも違う空間にできあがる。
その差の一つは細部へのこだわりではないかと思っています。

コスモスモアはこの細部に情熱を持っている人が多いです。

当社の施工担当は約50人。新卒入社者は性別出身学科問わず、施工課で現場を学びます。
コスモスモアは現場でのものづくりを大切にしています。

なんだか”かっこいい空間”はどうやってできあがるのか、
デザインのレシピを少しご紹介です。

【納まりテクニック 5点紹介】

現場は納まりが命。
かっこいい現場は納まりが違う。
あくなき納まりへの探求心を見つけてきました。

納まりとは:建築を構成する部材の、接合する部分や取付け部分の状態のこと。最後の仕上の部分で仕上がりの良し悪しを左右し、「納まりが良い」・「納まりが悪い」などといいます。

https://www.lixil.co.jp/reform/yougo/sekou/mokkouzi/

ーアワセルー

ーソロエルー

ーケスー

【”らしさ”の追求】

オフィスツアー

マニアックなディテールから紹介してしまいましたが、ここからはオフィスツアー形式で全体をご紹介します。


1.エントランス

会社の顔であり、コスモスモアってどんなことをする会社?をお伝えする場です。白とグレーをベースにトーンを抑えた素材を加え、展示物が際立つ上品な空間となっています。

用途
▶表彰グッズの展示/サイネージで最新情報/事例集などの冊子展示/竣工写真パネル展示/企画展示

オーストラリア生まれの歴史ある塗料のポーターズペイントを二度塗りし、
風合いを出したこだわりの壁面
工場まで行き吟味して決めた色味は「フレンチウォッシュ」


竣工写真をパネルにして、アートギャラリーのように展示
社外用会議室

2.執務エリア

フリーアドレスを導入しました。支店の一体感はそのままに、より会話が生まれる場が増えた執務エリア。

用途
個人ワーク/集中/WEB会議/仮眠/作業/課会/パーティー/映画鑑賞/プレゼン など…
▶モニタ―付きエリア/窓際カウンターエリア/バーカウンター/集中エリア

仕事内容と気分によって働く場所を選択することができます。
窓を向いたハイカウンター席は集中しやすい場所
自分が興味あるものを持ってきたり、面白そうなイベントのリーフレットを壁面に貼ったり。

「価値創造の場」でもあります。イメージは大学の研究室。
自身の”気になる”を発信、他者の”気になる”に触れ、新しいアイデアを生み出すきっかけ作りをしています。

アイデア出しにぴったりなブース席、通称ファミレス席
近年人気のスタイルです
大人数で座れるコミュニケーションエリア
無線接続できるモニターを設置し、PC画面をミラーリングするためのケーブルをなくしました
大阪支店会はここから中継されていますね
色温度を変えられる照明
夕方はガラっと雰囲気が変わります
グリーンと共にコーヒーを飲みながらリラックスモードのエリア
右手にあるのは地元大阪の工務店さんの個室ブース、「OHACO」
https://tcco-ohaco.com/

撮影スペシャルゲスト

この竣工写真を撮影した当日、エキストラとして大阪支店メンバーにも多く参加していただきました。スペシャルゲストでご家族も。

本オフィスのコンセプト【ヴァ―サトルオフィス】は万能オフィスの意味。

お子さん連れワークの使い道も想定しています。早速会議室が活躍していました。社員のお子さん同士がわいわいと遊んでいる姿は微笑ましいです。

「ここママが作ったの?カッコイイ!」とお子さんからの声。
「かっこいいのよー、あなたのママって!」
思わず息子くんに力説してしまいました。

自身の仕事を家族に見せる機会はなかなかありませんが、お子さんの胸に刻まれる風景であると嬉しいです。

東京本社のオフィス紹介はこちら
https://note.com/goodplace_note/n/nca2ac6a45705

本日の書き手:よしまち


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