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【コロナ禍の新卒採用】オンラインでもお互いの理解を深めるために。コスモスモアが工夫していること

3月に入り、2023年卒向けの新卒採用が本格化しました。
コスモスモアでは、3月から新卒採用のエントリー受付をスタートしています。

当社の採用は、お互いの理解を深めながら選考を進めていくことを大切にしています。長期化するコロナ禍においてオンラインでの選考が主流となる中、コスモスモアが工夫していることとは?
コスモスモアに転職して3年目のおぐらが採用担当のいとうさんに話を聞きました!

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入社後のギャップが少なくなるよう
工夫をこらした採用フロー

今年度のコスモスモアの採用フローは以下の通りです。

①エントリー:ナビサイトからの応募
※定期開催しているオンライン会社説明会に参加(任意)
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②オンライン選考会:グループディスカッション
特定のテーマについて複数人で議論します。
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③人事面談:採用担当と1対1で面談
お互いのフィット感を確認しながら、採用担当と面談します。 
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④社員面談:先輩社員と1対1で面談
選考ではなく、社員と会話する事でモアの理解を深めてもらう時間です
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⑤面接:管理職、役員と面接
※設計職を希望される場合は、ポートフォリオ面接もあります。
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内々定

働く姿が想像しやすい会社説明会

会社概要だけではわからない、ワークスペースの様子や社員の雰囲気など働くイメージを実感できる会社説明会。参加必須ではありませんが、コスモスモアのことを詳しく理解できる内容となっています。個人的に参加した私おぐらが、その様子をレポートします!

オンライン会社説明会はZOOMで行い、
会社説明会
②営業・設計・施工管理の先輩たちに質問ができる先輩社員座談会
③働く職場の雰囲気を掴めるオフィスツアー 
の3部構成、約2時間となっています。

▲会社説明の様子。ライヴ形式で採用担当が紹介していきます。

社員座談会では、チャットで送られる参加者からの質問に対して若手~中堅の先輩社員が本音で回答しており、コスモスモアでの働き方を深掘りできる内容になっていました。

社員座談会でよくある質問は以下のようなものです。これらに先輩社員が事細やかに回答していました。

〇文系でも活躍できますか?
(入社前から専門知識がないと厳しいのでは…)
○女性は活躍できますか?
(男性社会なのでは…体力がないと厳しいのでは…)
○残業はどれくらいありますか?
(建設系・内装系は労働時間が長いイメージ…)
○社内の雰囲気はどんな感じですか?
○活躍している人の共通点は何ですか?
○コスモスモアの強みと弱みは何ですか?

オンライン会社説明会で新鮮だったのは、オフィスツアーです。
オフィスツアーは、平日のオフィス内を採用担当がカメラで回るライヴ形式です。実際に社員がオフィスで働いている姿が映し出されており、通常の説明会ではなかなか見ることができないリアルさを体感しました。

私が就活生だったら、これから働く場をオンラインで見ることで職場の雰囲気も掴めるので、安心できるだろうなと思いました。

▲オフィスツアーの様子。ミーティング中の姿や、オフィスでの服装なども垣間見えました。

お互いの理解を深める採用面接

「選考では、人生をまるごと質問することで、みなさんが持っている色々な価値観を理解したいです」採用活動に携わるいとうさんはこう語ります。

コスモスモアの選考は、学生1人1人に対して多くの時間をかけることにしています。内々定に至るまで短い人でも7時間、長い人で12時間ぐらいかかる場合もあるのだとか。
※選考内容に応じて人事面談、社員面談(2,3回)、面接(2,3回)

私おぐらが就活生のころは、面談と面接2回ぐらいで、合計3時間程度だったので、そこまで時間をかけていることに驚きでした。

なぜそこまで選考に時間をかけるのか?
全ては「お互いのことを十分に知るため」といとうさんは話します。

快く採用について答えてくれた、いとうさん。

いとう:入社後のギャップが大きいとお互い不幸になると思っています。僕はそれを一番避けたいです。ギャップが生まれる大きな要因は、「企業と学生がお互い①本音を隠して、②短時間で判断をすることで、深く理解できないまま意思決定をするから」だと考えています。

そのギャップを減らすための特効薬はなく、選考の中で心掛けているのは①お互い素で話すこと、②長い時間、深く話し込むことです。

①お互い素で話す」ことに関して重要なのは、”お互い”という部分です。学生のみなさんに一方的に『素で話してください』というのでは不公平ですし、『どこまで話していいんだろう』と不安になると思います。そのためコスモスモアの選考では、採用担当も面談をする現場社員も自分自身の考えや弱さまで話します。「名を聞くときはまず自分から名乗る」ではないですが、こちらから開示することでなるべくフラットで素直に話せる関係を築きたいと思っています。

また「②長い時間、深く話し込むこと」も重要です。面談では、学生時代に頑張ったことなど定番の質問だけでなく『小学生のときはどんな子だった?』のようなことまで聞きます。人生まるごと聞くことで、みなさんが持つ価値観を取りこぼしなく理解したいからです。(もちろん言いたくないことまで無理に聞くことはありません。)

これは新卒・中途に関わらずコスモスモアの選考の特徴です。
私自身も中途採用のとき、面接の帰り道に「雑談のような話で終わった気がするけど、面接ってこれで大丈夫なんだっけ…?」と疑問に思いました。
リラックスした素の状態で話したので、自分のやりたいこと・思いの丈をしっかり面接官にぶつけることができ、満足度が高かった記憶があります。

いとう:一方で学生のみなさんにもコスモスモアを深く理解してから決断してほしいと思っています。だからこそ、社員面談もたくさん行います。深く話すことで時間はかかってしまいますが、入社後に大きなギャップを感じることは少なくなると思います。

実際に就活生がコスモスモアに内定を決めた理由で多いのは下記の通りです。「働く中で嘘をつかなくてよさそう」という理由は、いとうさんが語っていたような素の状態での面接を経たからこそ出る意見ですよね。

○自由自律な社風
○素でいられそう、働く中で嘘をつかなくてよさそう(社員と話すとみんな自然体)
○総合職採用(様々な職種を経験できる)
○職種間の境界があいまいで、自分の職種を飛び越えて色々なことができる
○若いうちから裁量権がある(「やりたい」と言ったらやらせてもらえる環境)
○具体的なモノづくりができる

設計職の先輩のポートフォリオ公開!

ここで突然ではありますが、番外編。
コスモスモアで働く先輩社員は、選考時にどのような「ポートフォリオ」を提出したのか!?

ポートフォリオとは、「デザインやアートなどのジャンルで用いられる用語で、自分の作品をまとめた作品集を指します。主にクリエイターの作品の制作実績や経歴など、自分をPRする際に利用されます。(参照:エン転職

設計やデザイナーなど、クリエイティブ系職種の採用時・提案時によく見かける「ポートフォリオ」ですが、コスモスモアも設計希望の学生・中途採用者には「ポートフォリオ面接」を実施しています。

そこで、現在設計職として活躍しているストラテジックデザイン課のすずりさん、ウーさんのお二方に就活時に作成したポートフォリオの一部を特別に見せていただきました!

他の就活生のポートフォリオを見る機会はなかなかないと思います。
お二方より作成時のポイントも語ってもらったので、是非ポートフォリオ作成の参考にしてみてください。

■すずりさん

すずり:自分の中で学生時代に大切にしてきたことや興味を持ってきたことが全体を通して相手に伝わるように心がけました。
また、文章が多いので重要な部分のサイズと太さを変えて、読み手がどこを読めばいいか分かるようにしました。

▲大学生活で手掛けた作品と出来事がまとまっている自分年表。目次としても機能しており、
何を経験してどう作品に活かされたのかが一挙に見えて分かりやすいです。
▲社会人が作成する提案書さながら。それぞれのブロックでポイントを端的にまとめているのと、文字サイズに変化をつけることで強調したい箇所がすぐ分かり、とても見やすいです。

■ウーさん

ウー:ポートフォリオは、資料をクリアファイルに入れ、面接する会社に応じて少しずつ更新・差替えできるようしていました。
掲載の資料は、「風の長所と短所を”1つの屋根”で解決する」をテーマに設計した道の駅のデザインです。大学2年生で台湾の大学へ交換留学した時の作品で、設計は当時のままに、図面は5年生の時に書き直しています。細長く傾いた敷地形状から駅の形を想定しながら、構造や材質・細部検討まで こだわりを持って検討しました。

▲実際に選考時に使用していたクリアファイル。印刷した資料をポケットページに入れ、
面接を受ける企業によって紹介する順番や内容を差し替えていたんだとか。
▲ポイント毎に赤字で表記されているので分かりやすいです。風の存在を感じられ、守られもする形状を考えた1つのスケッチから着想を得て、設計したとのこと。
▲大学5年生の時に作成したという設計図。訪れた人の利用シーンもイメージしやすく、
使用予定の素材まで詳細に記載されており、ハイレベルすぎます…!

お二人とも、学生の時に作成したとは思えない社会人さながらのハイクオリティなポートフォリオで驚きました…。見る側に配慮された構成になっておりポイントも掴みやすく、楽しみながら見させてもらいました。
すずりさん、ウーさんご協力ありがとうございました!

さいごに

これまで、コロナ禍のコスモスモアの採用について紹介しました。

説明会や面接の手段がオンラインに切り替わりましたが、「お互いを十分に知った上で入社を決めていただく」コスモスモアの採用スタンスは以前から変わらないように思います。

一社会人としての意見にはなりますが、就活中はできるだけ多くの企業と出会ってほしいです。採用サイトを見るだけにしても選考に進むにしても、様々な企業と出会う中で自分に合う合わないの軸が定まっていくと思います。

就活生のみなさんが自然体でいられて、やりたい仕事を叶えられるような企業に出会えることを願っております。
そんな企業にコスモスモアが選ばれたら社員一同嬉しく思います。
もしご縁があれば、是非一緒に働きましょう! 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

本日の書き手:マーケティング統括課 おぐら

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