カウンセリングとコーチング
最近、コーチング!コーチング!と、コーチングばかり唱える人をみる。
(日本でコーチングは十数年前から言われてて今更感だけども)
過去の私「鬼滅の刃みたいな作品を描きたいの!」
ちょっと待ってほしい…(´・ω・`)未来の私
カウンセリングとコーチングは同じ心理学分野であるが、この2つは違う質のものである。
一枚の紙を用意し、紙の上部と下部が重なるように紙を折る。紙を広げ、折り線がついた所に線を引く。おそらく左から右にかけて線が引けたはずである_φ(・_・カキカキ
その線を境に、上は精神が健康な状態にある人、下は精神が不健康な状態にある人とする。
コーチングはこの上側にいる精神が健康な状態のアスリートなどが何かしら目標を達成するために用いる手法。
対して
カウンセリングはこの下側にいる精神が不健康な状態の人の精神を安定させたり、線のあたりまで持ち上げるために用いるものである。
カウンセリングはどちらの状態にいる人に用いても、基本的に悪影響はないと言われているが、
コーチングは違う。
コーチングは、簡単にいうと競馬で走らせる馬にタイミングよく鞭を打ち優勝を勝ち得るようなもの。
精神が不健康な状態の人に施すと自○のトリガーにもなる。
そもそも精神が不安定な人は受診の有無に関わらず、その自分の状態を適切に認識してないことがあり、他者の前では毅然と振る舞うことが多い。
あからさまに酷い状態でなければ、素人は簡単に見抜けない。
精神科医ですら、6年の勉強と2年の研修医を歴て、患者を見分けている。
そこにコーチングだけ学んだよ!という人が、講座などを開き、精神が不安定な人を見抜けずにコーチングを施す。(※悲しいことに、何かを達成したい精神が不安定な人はやって来るんですねこれが)
「達成したい目標はなんですか」
「あなたならできます」
「目標達成にはどうすればいいと思いますか」
精神が不安定な状態でコーチングを受けに来るくらいの人は、自分の両足が複雑骨折していることを認識できずに一生懸命走るだろう…。
結果は誰も望まない事態となる
健康な自分に向けてコーチングを使うのはいいと思うが、他者に向けてコーチングをする予定があるならば、カウンセリングとコーチングはセットメニューと思って取り組んでほしい(願い)
そう、炭治郎の背中に禰豆子がいるように