夏まつり
海へと続く道
手を引き君と小走りで
暑い蝉の声
浴衣に見惚れてた後ろ姿
近づいてく祭り囃子
少し濡れていた髪の毛
☆
真夏の夜風にそっと触れたら
夏まつり
サンダル脱ぎ捨てて
駆け出す君が眩しくて
後を追いかけた
いつもの僕よりは少しはしゃいで
息を切らしては笑いあっていた
寂しい鈴の音が聞こえる
波は涼しげに君を包み込む
花火は終わっていた 帰り道
★
線香花火がそっと落ちたら
夏休み
あの日の
☆★repeat
2000年/3rd ALBUM 「Nagata Rock!」収録
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