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作品と撮影の距離感は違う(1)
自分はポートレートを撮るにあたって、またはそれらの写真を見るにあたって、光とか構図とかだけでなく、“距離感”というフィルターを意識しています。
個人的な好みもあって、単純にカメラマンがモデルを綺麗に撮りました!っていうだけなのが響かないんですよね。
先に述べた“距離感”があからさまに演出じゃなくて、想起させるテイストが含まれているとグッときます。
先に勘違いされない為にも、キメキメのポートレートは勿論、仕事や個人的な撮影でも撮りますし。それらを否定しているわけではないです。
ただ、それだけに留めたくないということです。
距離感というのは、言い換えるとモデルとの関係性とも言えます。
モデルを一人の女性として見た時。撮影のシチュエーションにおいて、自分とこの女性とはどんな関係性なのだろうか?
恋人?兄妹?幼馴染??
距離感が変わると、モデルの仕草や表情は変わります!
同じモデルによっても当然異なります。
それらが、撮影をしていて僕は面白いなと感じています。
毎回テーマを持って撮影するわけです。
説明写真にはならないよう、いかに違和感なく自然体に。その時の距離感を滲みでるぐらいのテイストを心掛けています。
以上が、作品においての距離感の話。
では撮影の距離感というと...
...次回に続きます。