子供の頃言えなかったこと

今も、今も気になっているよ
あれから手紙も来ない君は
元気にやっているのか
伝えられないことがあったのに
二人乗りで下って
帰りに寄った駄菓子屋も
今はなくなってしまったんだ
知っているのかな

あんなに仲良しだった君が
隣に居ないなんて
あの時は想像もしてなかった
ただ走り回っていた
そういえば
昼休みケンカになった時は
いつも君が先に謝って
僕は泣かずに済んだよね


先生や 友達や
まして親になんて言えないことだって
君になら全部言えたんだ


いつか僕が死んで
君がそこに居たら
昔のように笑えたらいいのになぁ

今も昔も変わってないよ
まだ弱虫なんだ、僕
いざという時はなんでだろう
君がついてくれていた
離れ離れになってしまうと知った時は
元気を出して手を振っていた
バス乗り場の君と僕

☆repeat
でもちょっと子供心
恥ずかしがり屋だから
何でも話せたのに
ひとつ言えなかったんだ

★repeat
メロディーに乗せて告白するよ
君は僕の親友なんだ

1997年/1stアルバム「Go! Go! Scandinavia」収録


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