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現場に出続けるリーダーへ。疲弊する日々から抜け出すために必要なこと2

さて、前回からの続きです。

「こんな忙しい状況で、休めるはずがない!」と思っているあなた。
ちょっと立ち止まって考えてみてください。明日、事故に遭うかもしれませんし、突然体調を崩してしまうかもしれません。最悪の場合、入院が必要になることだってあります。さらに、あなた自身は元気でも、家族に何か大きなトラブルが発生する可能性だってあるのです。

つまり、どれだけ「休めない!」と思っていても、いざというときには休まざるを得ない状況が来るものです。だからこそ、「休めない」のではなく、本当はあなたが「休まないだけ」なのではないでしょうか?

これまで、あなたの職場でも、リーダーが過酷な業務に耐えきれず辞めてしまったことがありませんか?そのとき、現場は一時的に混乱したかもしれませんが、結局のところ、何とかやってきたはずです。
そう、あなたがいなくても、職場は何とかなるのです。

だからこそ、思い切って休みの日はしっかり休んでリフレッシュしてください。休日出勤をすればするほど、未来のあなたが楽になるどころか、ますます苦しくなってしまいます。可能であれば、3連休を取ってみるのも良いですね。

そして、計画的に休むことのメリットは大きいです。突発的に休む場合と比べて、計画して休むことで、職場への影響を最小限に抑えることができます。そのためには、「誰の力を借りればいいのか」「どんな準備が必要なのか」「自分だけが抱え込んでいる仕事はないか」などを真剣に考えて、しっかりと段取りを整えておきましょう。

実際に休んでみると、あなた自身だけでなく、同僚や職場全体にも新たな気づきが生まれるはずです。そして、ここが一番重要なポイントです。休み明けに職場に戻ったら、あなたが不在の間に「本当に困ったこと」を整理し、バックアップ体制を作りましょう。

こうして、あなたが連休を取るたびに、リーダー不在のときでも機能する職場の体制が少しずつ整っていきます。一番頑張っているあなたが「休むこと」。それは、あなた自身のためでもあり、職場のみんなのため、そして会社全体のためになるのです。

さあ、まずは一歩踏み出して、休む準備を始めてみませんか?

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