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一畝研究所 part.3 菌と微生物

前回は畝作りの有機物などについて紹介しました。

今回は果たしてそれが一ヶ月程たってどうなったか、、、

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白い糸みたいなカビみたいなものが表面にちらほら。

これが菌糸というものなのかな。

菌糸は微生物が集まってできた糸のようなかたまりのこと。根の先端にもよく見られる微生物たちで、根の近くにある菌糸は“菌根菌(キンコンキン)”と呼ばれていて、植物にとっては共生微生物のひとつ。

“共生微生物(キョウセイビセイブツ)”は植物から養分として有機物の糖をもらう代わりに植物に窒素やリンや微量養分を与えて、お互いに利益を与え合っている関係の微生物のこと。

菌根菌はその共生微生物のひとつで、土壌中に広がってくことによって植物に色んな養分を渡してくれる根の代わりみたいなものなんです。

ちなみに、多くの農耕地は野菜など栽培が終わるとともに外に出され、草なんかは野菜の栄養をとってしまうと言われたりなんかしてひとつも生えてなかったりしますよね。

そうすると有機物がなにもない土壌になるためそれをエサとしてる微生物たちや虫たちが減少し、微生物たちが与えてくれるはずの養分や微生物を増やすための有機物は人の手で加え、虫や微生物たちが作ってくれる土の団粒構造は耕運機やトラクターで作ることになるんです。

決してそれが間違っているわけではありません。私は今のところ大量生産を求めていないので、人が加えなくても出来るならそのやり方がいいって思う想いもあり、この農法を選んでいます。

さてさて、、、話を戻して。

この表面にある白いものが菌糸であれば微生物たちが有機物をエサに集まってくれてるってことになるかな。

ってことで、、その微生物たちを土壌中に増やすためにも表面を少し耕して何日間か様子をみることに。

そうすると、表面にあった菌糸はいなくなって土を手で掘り出してほぐしてみると、、、


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ぁ、あった。

さらに白いちっこい虫がちらほら。

調べてみると、、、

もしかしたらミミズの赤ちゃん!

もしそうだとしたらなんだかいい土になってきている気がします。

今年はこの畝にお店で使えるハーブ類をスタッフで植えていく予定です♫

ってことで焦らずもう少しゆっくり菌や微生物や虫たちの様子を伺いながら畝を完成させていきたいと思っています。

最後まで読んで頂きありがとうございます!

また進展報告します^ ^

まり


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