学び続けること。
新年になりました。
あけましておめでとうございます。
昨年4月に書いたnoteも、気づくともう半年以上経過していてびっくり笑
三日坊主も甚だしい、といったご意見は真摯に受け止めつつも、未知なる仕事に食らいつく日々や初めての子育てなどなど、2020年は自分にとって学びの多い一年になりました。
さて、新型コロナに翻弄された2020年も明けて、2021年。
難しい時代だからこそ、心機一転、
今年は変革の年に!なんて考えている方も多いと思います。
今回は、学びへのスタンスにについて、少し書いてみようと思います。
Learn Better
2020年に僕が読んでよかったと思う本の筆頭に、
「Learn Better-頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ」という本があります。こちらの本のレビューはまた別の機会に書こうと思うのだけど、単なる自己啓発本ではなくて、学ぶという行為そのものを科学的に捉え直すもので、もう、すごくいい本でした。ぜひ多くの方に読んで欲しい。
生まれ派か、育ち派か
この本の中でとても刺さったのが、「生まれ派」と「育ち派」という二つの概念の話。
前者は、遺伝子や生まれなど、先天的な要素が成功の決定要因だと考えている人のこと。後者は、どんなスキルも少しずつ伸ばしていけると思っていて、失敗しても、「どうすれば改善できるか」と考える人のこと。
遺伝や生まれで全部決まってると思っている人はそう多くないと思うけど、「やったって無駄でしょ」とか、「今の状況を自分が変えるなんて無理」「もっと頭がよければ・・」とかはよく感じるし、言いがち。
これ、実は広義の「生まれ派」的な思考で、自分の能力のキャパは才能などで決まっていて、そこには抗えないと考えているとも言えます。
一方で、「育ち派」は成長そのものに価値を置くので、昨日の自分より前進すれば、それが素晴らしい。トライして失敗したとしても、それは成長の糧であり、チャンス。なんて言っても、成長することが目的だから。
この考え方に基づけば、何歳であろうと、その気になればどんなことだってレベルアップしていけるはずです。
(もちろん、プロフェッショナル領域まで行くには相応の時間と覚悟がいるし、体力的な衰えは考慮する必要はある。)
綺麗事に聞こえるかもしれないけれど、自分の価値観を少しだけ「育ち派」にシフトするだけで、割と見え方が変わる気がしてます。
SNSやYouTubeで「●●であるべき論」が羅列される中で、そのレベルに遠く及ばない自分に絶望して、結局何もできていないことのなんと多いことよ。
いやいや、誰かが決めた水準に囚われすぎるのではなくて、昨日より成長できればそれでよし、その積み重ねが価値。
シンプルでわかりやすいと思いませんか?
そんなことで、僕は誰にも褒められなくても、学び続けることを誓ったのでした。
継続は力なり、「育ち派」を信じて、地道に続けるのだ。
今年もよろしくお願いいたします。
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