営業の神様
『営業の神様』
世界で最も車を販売したギネス記録を持っている著者の本です。
彼が実践していた2つの習慣が心に残りました。
1つめ、「自腹を切る」こと。
彼は顧客の車のちょっとした故障は請求せず、自分で自分の会社に修理代を払っていたそうです。
もちろん顧客にはその事は伝えません。
お金のことだけではなく、自分の時間を使うことも「時間の自腹」を切ることになりますね。
2つめが手紙(DM)を書くこと。
1万人以上の顧客がいる彼は、アシスタントを数人、それこそ自腹で雇っていたそうです。
彼が書いたのはDMの末尾のサインだけかもしれません。
でもメール、チャット以上に、紙の媒体というのは相手に思いが伝わるのは、文化圏が変わっても同じですね。
デジタル全盛の今だからこそアナログが強いのです。
手紙は切手代も手間もかかるので、まさに「自腹」の賜物です。
アメリカと日本で文化は違うので、この本に書かれている方法全てには肯定は出来ませんでした。
でも、やはり突き抜けている人は違いますね。
営業というのはいかに「人たらし」であるか。
この点は世界では共通だという事がわかり勉強になりました。
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