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慢性炎症、自己免疫疾患にお悩みの方へ
喘息、アレルギー、皮膚炎、リウマチ...
自己免疫疾患と言われる、自分自身の細胞や組織を傷つける症状。
なんと、過去50年で40倍にも増加しました。
何でそんなことが起きるのか?
・遺伝子
・頑張りすぎる真面目な性格
そういったことも大いに影響はありますが、最も大きな要因は「極度に免疫が衰えた」ことと言われます。
今日は私の愛読書である「土と内臓」から抜粋し、ポイントをお届けしたいと思います📖
微生物が免疫系の働きを助ける
私たちの体は、微生物の塊です。
細胞の数よりはるかに多い微生物菌でできています。
そんな私たちの体は、厳しいトレーニングと有益微生物の助けがなければ、特殊化された私たちの免疫細胞と組織が怠けます。
これはどういうことかというと、毎日微生物で飽和することによって、免疫系は微生物が敵か味方かを見分けし、体のフィードバックループが活性化されたり鋭敏になります。
つまり、毎日微生物に触れることで、免疫を活性化しているのです。
何故微生物が減ったのか!?
ここで問題なのが、綺麗すぎる環境、殺菌された水や食べ物、抗生物質やワクチン、土や自然との接触の少なさ‥。
これは医学が発展していなかった頃、数々の疫病で苦しんだ背景から、人間に害をもたらすもの(細菌やウィルス)を悪とし、排除する仕組みが作られた深く長い歴史が関係します。
医学や化学の発展により多くの命が助かった反面、現代の私たちの体に爪痕を残したのです。
微生物の減少が体内を狂わす
こういったことは、微生物と免疫系の伝達を妨害し、炎症のバランスをとらなくなり、自らを攻撃していく仕組みを作ります。
免疫系は微生物からの情報に頼っているので、腸内微生物が減少したりバランスを乱すと、免疫細胞が上手く働かず、敵味方の識別を誤ってしまうのです。
詳しく言うと、共生生物や樹状細胞、T細胞受容体の間で行われる高度で厳密なやりとりが崩れてしまう。
特にワクチンは体内で攻撃性を持つスパイク蛋白を増やしていく。
つまり、私たちのマイクロバイオーム(微生物のコミュニティみたいなもの)を混乱させることが問題なのです。
子供のうちからマイクロバイオームを混乱させてしまっていることが、現代病の根本的要因になっていると言われます。
マイクロバイオームが狂うと、私たちにとって一番起きてほしくない事態が起きます。
それは、相当な威力を持たされた免疫系が、本来守るはずの体と喧嘩してしまうこと。
(私自身も、皮膚の炎症、発熱、関節炎、多くの症状に悩みました😂自分を攻撃していくなんて..悲しい😭)
懸命に殺そうとしてきた微生物の殆どが、実は人間にとって必要なものだったのです。
まずは見直す
今までどれくらい薬やワクチンを接種してきたかな?どんなものを肌に触れさせているかな?
見直すポイントは非常に多くあります。
例えば抗菌剤は、衣類、おもちゃ、リモコン、キーボード、車のハンドル、水道水、スキンケア、何にでも練り込まれているんです。
食べ物はどうでしょう?
農業慣行の変化で、精製加工による栄養喪失。(白米、小麦、精製塩など)
土壌に栄養がなくなり、食品の微量栄養素が時代と共に半分以下に減少。
よって、高カロリーを求め、でも低栄養、この繰り返しなのです。
自分に良いものを、自分の腸に庭作りを
減ってしまったものを取り戻すことはできません。
でも、自分が必要とする生き物(微生物)を、体内の奥深くで育てる工夫はできます。
私たち自身を自らのマイクロバイオームの世話係として捉え直し、小さな仲間たちに十分な栄養と、すみかと、安全を与え続けるのです。
何故なら彼らが元気であれば、私たちも元気だから。
農薬や化学肥料を使っていない、野菜、豆、未精白穀物、少しの果物。
デザートは特別なモノ。
肌に塗るものは自然そのものの微生物を。
マイクロバイオームを健康にする。
プレバイオティクスで維持をする。
そうすることによって、抗生剤やワクチンで体内を狂わさなくても、自らの力で免疫系を発揮できるのです。
ヒトはいつからでも立ち直ることができる。
もうダメだ、私も幾度となく落胆しました。
ですが、自分に微生物をもう一度植え付けてあげる、小さな小さな積み重ね。
そして何より心の在り方を見直すことで、体は答えてくれるんだと信じています。
だから、諦めないでほしい。
悩みを抱える方に、何かヒントが届いたら幸いです。
最後までお読み下さりありがとうございました🥰