酸素の足りた情熱の話。

情熱の輝きを、人の心からの熱さを、羨ましいと思うときがある。天にまで届くような煌めきは僕に出すことはきっとできない 燃え尽きているわけじゃなくて、僕は情熱を”安定して出力”できるようになったから。

こんにちは、花浅葱です。今回の記事のタイトル、結構意味わかんないですよね。情熱に酸素って関係あるか?と。酸素ってのは例えっす。長距離走の時の水とか、そういう冷静さを取り戻す、というか…情熱はあるんだけど、それはそれとして冷静さも持っておく、って感じの意味でとらえてくれるとうれしいっす。

少し理科の話をします ガスバーナーってわかる?空気とガスのねじがある、あれ。これを例えに出すと、情熱(ガス)で燃えている人は赤い火なのよ。物凄く熱いけど制御が難しい、消える可能性もある火。焚火とかの火も赤だから赤が悪いってわけじゃないけど、使い勝手はよくない。照らすとか、そういう用途で使われるのが赤い火だね。

でも火って赤だけじゃなくて、ちょうどいいくらいの酸素(冷静さ)を供給すると青い火になる。安定している。煌めきとかとは対照的に照らす力は低いけど、安定しているから途中で消えることの少ない火。理科の実験で使われるのはこっちの火だね。

100%で燃え続けるといつかは消えてしまうかもしれない。だから僕は、ちょうどいい情熱と冷静さの塩梅を探ることにした。モチベーションが少ないときも動画を作り続けられるように。安定して作品を作り続けることで、長く舞台に立てるようになるため。そうして僕は安定した、酸素の足りた情熱を手に入れることになった。一瞬の煌めきには負けるけどね。


確かに昔に比べて僕は冷静になった。自分の中にある情熱を制御するようになって、初期の頃のような熱さはない でも、ずっと燃え続けているのには違いない。僕だって、ずっと作品に心血を注いでいる。自分の精一杯が誰かの心を動かす時があると信じて今日も明日も作り続ける。負けてたまるか。


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