見出し画像

感情と上手に付き合う①


1 イライラの奥に隠れているものは?

冬休み
家族との時間が増えて
うれしい反面
もやもや、イライラを
感じることが度々ありました。

振り返ると
私はこれまでは、

超ドストレートに相手に伝える。
→伝わったような、伝わらないような。。。

自分の好きなことで気を紛らわす。
→カフェ、運動する、サウナ、友達と会う
それはそれで楽しいけど・・・

もやもやのままだけどうやむやにする
→いそがしい日常に埋もれる。
というような行動をとってきていました。

今年は出来事から
しっくりする自分の気持ちを見つける。
その気持ちの裏に隠れていたニーズを探る。
このプロセスを1日の終わりに
書き出してみることにしました。

すると、、、

その感情の裏のニーズがわかると
出来事の捉え方が変わって
生きやすくなってきたのです。

感情とニーズについては
NVCの講座で何度か学んだことがあったのですが、
秋から年末にかけて学んだセルフコンパッションの
3か月講座で
より生活の中で身近になりました。
Yumiko Eshima
さんに感謝です。

2 マインドフルネスから自分への思いやり ~セルフコンパッション~

セルフコンパッションとは、

大切な人を思いやるように
自分を思いやることです。

セルフコンパッションは筋肉と一緒で
鍛えられると
教えてくれた友達がいましたが、
まさにそれを体感したできごとがありました。

娘の試合を応援していた時です。
娘は家を離れて高校生活をおくり、
奮闘していますが、
なかなか力を発揮できない時期が
ありました。

1本1本を見るのが
なんだかとても辛く
なっていました。

ちょうど、セルフコンパッションを
学んでいた時だったので
何気なくいい、悪いという
ジャッジなしで試合を見てみようと
見方を変えてみました。

「あ、1本取られた。残念。」
それでおしまい。
「あ、1本取れた。その調子。」
それでおしまい。

そして私のそのままの気持ちを
マインドフルネスに受け止めました。

そうそう、誰にでもあること。わたしだけでない。
大丈夫。

すると、
あんなにみるのが辛かった試合で、
娘を応援してくれる
人の声や行動に耳が傾き
感謝の気持ちが降りてきたのです。
体育館が別の空間に感じました。

あまりの驚きに
学び仲間にメッセージを送ったほどでした。

その時の気持ちにふたをしないで
感じて受け取るということが
わたしにとってもとても大切だと
気づいた瞬間でした。

支援者という仕事をしている方はとかく、
じぶんの気持ちは後回しにし、
「何ができるか。」に向かっていくことが
多いのではないでしょうか。

もちろん、
それも大切なことですが、
自分の気持ちをしっかり受け止めるという
プロセスはそれ以上に大切だと
思っています。

ちなみにわたしは性格診断のVIAで
寛容さの強みが常に上位にあります。
「ま、いっか。」の寛容性ですが、
これはわたしが仕事で生き延びるために
後天的に見つけた強みです。
今は自分の気持ちを大切にしたいので、
使い過ぎに気を付けています。

3 セルフコンパッションのコツ

セルフコンパッションの3つのコツ
①マインドフルネス   
「今、悲しい。怒っている」などそのまま受け止める。

②人としての共通性 苦しみは人間であればだれでも経験するもの。
 「そういうこともある。あなただけではない。」と慰める

③自分への思いやり
 大切な人にするように自分にしてあげる。

この3つのコツは下の松村亜里先生の本に書かれています。

『世界に通用する子どもの育て方』松村亜里著
世界に通用する子どもの育て方|WAVE出版

さらに詳しく学びたい方はぜひ、以下の本を!

『マインドフルネスそしてセルフコンパッションへ』
クリストカー・K・ガーマー著
https://m.media-amazon.com/images/I/71a90q8VD4L._SY522_.jpg

『セルフコンパッション』
 クリスティン・ネフ著
https://m.media-amazon.com/images/I/41LqBrjPV+S._SY445_SX342_DpWeblab_.jpg

いいなと思ったら応援しよう!