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古代ギリシャの哲学者ソクラテスの言葉

魂の探求なき生活は人間にとり生き甲斐なきものでである

魂の探求とは優れた魂(精神)を持つことで、その優れた魂を持つにはアレテー(徳)が必要である。アレテーとは固有の能力を正しく使うことです。ソクラテスが生きていた当時の社会では富、名声、権力を持つものが幸福であると多くの人が考えていました。しかしソクラテスはその考えを否定し、幸せになるには固有の能力を正しく使うつまり、富、名声、権力のためにその能力を使うのではなく人のために使う事こそが真の幸せであると主張しました。富、名声、権力は得た時は誰もが幸福を感じるでしょうがそれを維持するために奔走(ほんそう)したりそれを失ったらものすごい苦しみを味わったりとそれらを得た代償は大きいです。しかしソクラテス主張する生き方をすればそんなことは気にしなくていいし、想像するよりも人のために生きるとは良いものです。
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