【初投稿】 はじまり はじまり
ある夕暮れの朝、僕はまだ寝床から出られなかった。とまらない文学の流れへの新鮮な匂いが僕をベットの外へと運んだ。まだだ、まだなんだよな〜、そんな気持ちになっていた。気づいたら椅子に座っていた。座ることより座らせられてるような感覚になった。すると、僕はその異様な長いテーブルの端にあるペンに手を伸ばした。なんでこんなはじに座ってんだよ、と思ったがそれは昨日の邪魔なお供物が僕の足元を埋め尽くしていたからだ。邪魔をしているものが僕のそばから離れない。まるでしがみついてくるみたいに僕をそ