エッセイを読む
今とあるエッセイニストに夢中です。普段は出版社で営業されていて、十七時退勤社という出版社を自身で立ち上げて活動してる方です。
橋本亮二さんです。
鵜飼を見に行った日に徒然舎さんに
寄って左の「手紙をかくよ」という本を買いました。
私は最近は意識して本を読むことをしていなくて、読むとしたらラノベをKindleで寝る前に読むぐらいでした。それか、美容院の雑誌掲載のエッセイを好んで読むぐらい。だいたいいつも女性の方が多いのですが、男性のエッセイは初めてです。
なのに、するすると読み進めていけるのと、文中でもたくさんの本を読んでいるシーンもあり、インプットしている語彙量の多さなのか、こういう表現もあるのだなと感心しました。とにかく、物事と心理面のイメージのしやすさで、ぐいぐい読ませてくれます。
あっという間に橋本さんの文章の虜になり、一般的な書店では取り扱っていない同人誌的ではあるものの(ちょっと違う)小部数刷って、本人曰く手売りしたりするそうです。
作中でも数多くの書店へ出版社の営業としての人脈の多さや観察眼も素晴らしく、書店員さんとはただ仕事と割り切った関係ではありませんでした。手紙を書くよでは、実際に手紙のやり取りをしていてわかる人物像や読書歴なども面白く、先へ先へと読んでしまう理由になると思います。
こないだ偶然私の目に止まったわけですが、その時はその他の作品には目もくれずにいたわけです。後から他の作品も読んでみたくなり、ネットで探して買いましたが、
あとで徒然舎のInstagramがあることを知り、そこからオンラインで買えることも知りました。
あとは、文学フリマでも出品されることもあるというので、ちょっとフリマのほうも気になっています。もちろん他の方の作品も読みたいと思っています。