ガイドはいつも評価に晒されている
ガイドというものは、仕事をする限り必ず評価がついてまわります。
まず、お客様からのフィードバックがエージェント(旅行社) にあり、エージェントがそのガイドの価値を決めます。
どのツアーも、行程などの旅行全体を含めて回答してもらうアンケートを実施します。その項目は様々と思いますが、ガイドに関しての質問も必ずいくつかあります。
催行がスムーズであるか、食事の選択は要望を満たしているか、語学力は充分か、知識を伝え質問に誠実に答えているか、などなど。
結束として、旅行社が作るガイドの名簿には、ガイドする地域、年齢、ガイドとしてのキャリアと共に、A〜Eというような評価が付きます。エージェントはそれを元に、Aランクのガイドからアサインしていきます。
このランキングは固定のものではなく、ゲストからのネガティブなフィードバックがあった場合、またお褒めの言葉をいただいた場合などに随時変化していきます。
観光庁にガイド検索の機能があり、免許を持っていればそこに登録する事ができます。そこにはガイド自身のメールアドレスや居住地、免許取得年、自己アピールなどを載せる事ができます。
あるエージェントさんから聞いたのですが、そこにもフィードバックが載っているそうです。そのページは会費を払って登録している旅行社しか見られないそうです。
つまり、その「成績」がよければ、それを見たまだ取り引きのない旅行社から、成績優良ガイドにオファーがくる、という事になります。
今はトリップアドバイザーなどにもガイドの名前を載せて星数で評価しているので、厳しいレイティングシステムに晒されてるのは避けられません。
一回一回、ベストを尽くして頑張る、それに尽きると思います。