おもしろい研究者2
先日、「おもしろい研究者」について書きましたが、
これまでもたくさんのおもしろい研究者の先生方にお会いしたので
徐々に研究者の先生の話も増やしていきたいと思います。
今回は、虫の研究をしている女性の先生の話。
とある週末、河川敷でラクロスをしていたときのこと。
河川敷の土手近くで大学の先生に似た女性が、
ビニール袋を持って河川敷にある生け垣の近くをうろうろしていました。
翌日、大学に行って先生にお会いしたときに
私:「先生、昨日河川敷にいませんでしたか?」
先生:少し驚いた様子で「なんで知ってるの?」
私が隣でラクロスをしていたことを伝えると、
先生:「あぁ、確かにラクロスしていた人いたわね。」
私:「先生は何で河川敷にいたんですか?」
先生:「河川敷で虫を捕まえていたの」
私:「昆虫採集ですか?」
先生:「今の研究で河川敷の虫の生態を調べていて」と。
50過ぎのおばちゃんが河川敷で昆虫採集という状況に
私はびっくりしてしまいました。
のちのちに知ることですが、
その先生は、虫の生態を調べていて
昆虫を大量飼育する方法を研究したり、
殺虫剤を使わずに虫の大量発生を抑えたりする研究をしており、
企業と協力して虫に関するさまざまな研究をしていました。
いくつになっても大好きな虫の研究をして
週末も河川敷で昆虫採集に没頭できる先生のように
没頭できることを仕事にできるのって
うらやましいなぁ。。。と思いました。
【最後まで読んでいただき、ありがとうございました】