「過程」に隠れた真実
今日は、「人を見る目」について私なりに語ろうと思います。
皆様の中には、採用や社内人事に携わっている方もいるかと思います。
そんな時、
「数回しか会ってなのに本当に今の決断をしていいのか??」と迷いが生まれる瞬間はないでしょうか?
今、自分の目の前に映っている人物が、本当の人間性なのかと。
そんな時に、私がどう見極めているかについてお話ししようと思います。
それは、「結果」ではなく「過程」を見ることです。
目で見える姿形(=結果)ではなく、どのように結果を出してきたか(=過程)に着目をすることでその人の人間性がでてきます。
スポーツ、学業、サラリーマンなど、今の日本人として生きているとどうしても「結果」に注目されがちです。
もちろん結果は大事です。
でも、例えば、同じ答えが出たからといって、どんなにめちゃくちゃな方程式でもいいというのは正しいでしょうか。
正しい過程を得て、結果が生まれる。
出すべくしてその結果が生まれていなければならない。
「運」で導き出された結果に価値はない。
結果は、あくまで過程の延長線上に存在している副産物です。
過程を積み上げた先にゴールがあり、その途中に結果があるだけなのです。
つまり、
真に情熱を持っているかどうか。
真に精神力を持っているかどうか。
真に継続力を持っているかどうか。
真に素直さを持っているかどうか。
真に優しさを持っているかどうか。
これらを判断するには、「過程を引き出す力」が必要なのです。
結果ではなく行動を、
行動ではなく人格を、
見極められる人間でありたい。
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