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星に導かれた先に

  空をこえて七星のかなた      著・加納朋子


星にまつわる7つの短編集。甲乙つけ難いが、お気に入りな作品を挙げるとするなら『箱庭に降る場所』と『孤舟よ 星の海を征け』です。『箱庭〜』は、兎に角も副生徒会長が素敵過ぎます。『孤舟〜』SFチックな前半にやや戸惑いがあったけど、反転した後半がただただ切なかった。そして、残り2篇でそれまで見逃してた小さな疑問達が沸々と首をもたげてくる。がっ!しかし!全てが解明されれば、私達は壮大で光煌めく星座を見上げること間違いなしです。あぁ、無性にプラネタリウムに行きたくなりました。


ここまでお読みいただきありがとうございました。

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