編集後記PS:PART02
編集後記PostScript:Part2
【登場する作家のパーソナル・データ後編】
ゴーストライターを受け持つことの多い黄泉一労は
或る大御所作家の本を代筆して、直木賞受賞を果たしたことがある。
純粋に作品が認められたか、ネームブランドに屈したか
大御所さん自身が書いてないから判定は難しいが
無名のライターが書いたにしては、映える作品だったと思われ。
「黄泉」と言う名字は「黄泉の国」から起因して
「一朗」ではなく「一労」にした理由もちゃんと持たせたい。
近い名前に久石拓郎と言うキャラクターが登場人物に居て
彼は「久石拓郎=被災した苦労」と言うメッセージを背負っている。
逆に「海野津波=生野綱美」と大震災のイメージから遠ざける工夫も。
「拓郎」「一労」を割と近い存在と括ったが、
「労い」「労り」の文言に漢字を加えると、重々しい印象を抱くのは何故か?
育成達人=ハグナリタットは、PNでありRNあった大切なネーミングだが
フーテンの寅をオマージュした作品の登場人物に、命名を起因する。
PN=ペンネーム RN=ラジオネーム
フーテンの寅のオマージュ作品である
『空転の戸田 お外は暗いよ』の中で、育成達人が占める役割は
主人公の戸田蛍光が残業ばかりすることを改善しようと躍起になる
頼れる先輩のROLLである。
「空転」は空回りと言う意味があり、
「空転作業」と言う検品業務も兼ねる。この作業は重要な業務だが
社員たちは無下に、戸田蛍光に押し付けがちだ。
育成達人にスポットを当てたいのでこの辺で。
この名前をPN(RN)に選んだ理由は、筆者が大の育成ゲーム好きであり
イチバン PN(RN)向きだと感じたからである。
他の候補は九条憲法とかあったが、見方によっては片翼っぽいし
戦争をどうこう言える立場でも無いので、ここは自重自粛。
片翼と言う表現は、左翼右翼のどちらかさえも理解していない状態。
九条憲法はクジョウノリノリと言うルビが付される。
脱線しがちな編集後記、最後の〆に書きたかったことと言えば……。
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