次の子たちのために、よろしくね。
episode1
なかなかできないキャリアの話を、全然違う立場の人にしてみるとき。
今日のひと
理想の50代に逢えた。パワフルさがかっこいい、ジェダイさん。
選択肢がありすぎる?20代のキャリア
ここ最近結構悩んでしまうことが多かったキャリア。
社会人のキャリア、って難しい、と
社会人5年目になった今、ますますそう思う。
副業とかフリーランスの生き方もたくさん目にしているけど
なかなかまだ自分には現実に思えずにいるし、
同時にまずは本業全力、かなと思う気持ちもあって、でも興味もある。
結局、選択肢がありすぎるのかな。
人は選択肢が多すぎると選べないというがまさにそれ。
こんな豊かな環境はないと思いながら選べない。難しい。
でもキャリアに悩んで気づいたのは
目の前のことを頑張ることと、
自分のなりたい姿がマッチしないとやっぱり頑張れない。
心が動かないと頑張れない、そこに私は気づいてしまった。
そう思って2023年くらいから、意識的にキャリアを考えるゼミに参加しているのだが、ここでの出会いがまぁ濃いもので・・・
キャリアセミナーみたいなものに参加すると、割と20代の参加者が多い印象なのだが、今回のものは特別で、20代は私を含めて4人だけ。
年齢は50代までと幅広く、皆さん超エリート。
海外赴任経験、マネージャー、部署経験豊富、CFO経験?、官民プロジェクト?、ビジネスマンでありながら学校教師?
皆さんすごすぎますって…。涙
憧れるキャリアを描いている人たちばかりで
皆さんがどうしてセミナーに参加するのか最初はわからなかった。
と同時に、
「20代でできた差は一生埋まらない」「市場価値が下がると生き残れない」そんな言葉にビクビクしている私は、
同じ場にいられることに感動しながら4日間のセミナースタート。
嬉しいドキドキと、参加者の皆さんへの緊張が入り混じる…
今日のひと:ジェダイさん
その中で今日の出会いは、
「60代もワクワクして生きる」を掲げているジェダイさん。
20代から営業成績をあげ昇進・30代で海外赴任・40代でマネージャー、
現在は副業を多数並行しながら会社外で人脈を広げ、ゆくゆくはフリーランスを目指して活動中。参加者の中で、優しい眼差しと、芯のある姿が印象的。私は勝手に「第二のお父さん」みたい、と思った。
目の奥が穏やかで、でもキラキラしていて
いつも前向きな発言で溢れていて、
経験の豊かさが雰囲気に表れている。
あ、この方とお話ししてみたい!
いつものピピピ、という心の動き。
…私の直感はいつも素敵な縁を引き寄せてくれる。
今日のことば:気づきと優しさ
1 On 1をしていただけることになり、夜20時〜ZOOMでセッション。
1時間くらいお話しできたらいいなと思っていたところ、
なんと2時間の超ロング1ON1。その間は頭はフル回転。
問いかけに答える形であっという間の2時間だった…
セミナーで一緒だったという共通点でここまでしてくださることだけでも
もう私はその優しさで嬉しすぎてお腹がいっぱいなのだけど、
もらった言葉は素敵すぎて、ノートにメモする手が止まらなかった…
中でも嬉しかった言葉をシェアします。
① AかBかじゃなくて、AもBもやっていい
まず前提から言うと、ジェダイさんはめちゃくちゃ読書家。
Kindleを見せてもらってびっくりした…すごい。すごい読書量。
全ての本棚がしっかり分類されていて、網の目のようになっている。
仕事ができる人は本を読むと言うけど、
こういうことなのかと痛感した。
(余談)
ちなみに、日本人の読書量はとっても少ないらしい。
1ヶ月に1冊読むだけでも、日本人全体の12%に入れる計算?
私も読書するようになってちょっとだけ知識が増えてきている感じがある。
読書のきっかけはまた別のnoteで書けたらいいな。
…話を戻しますね。笑
私が「仕事も頑張りたい、でも発信もやりたい、ただ両方やろうとすると結局何も得なくなりそうで怖い」と言うと
ジェダイさん曰く、物事をAかBかで考えるかよくないそうだ。
下記の本に書いてあるから読んでみて、と本とセットで教えてくれた。
つまりはAかBかで考えない、と言うこと。
そうではなく、AもBも一緒にやってしまえばいい、という。
現業の仕事と発信を絡めるなど、
別で考えるのではなく一緒にやってしまえばいい。
えええええー!!!そっか…笑
忙しくて無理、と思ってしまいがちな自分の考えが
ガラッと変わってしまった。まさに発想の転換。
あ、それならできるかも、と思うことができた。
ちなみに、このA and B理論はこの書籍が背景にあるそう。
私も現在進行形で読んでいます。
② 次の子たちのために、よろしくね
2時間の超ロング1ON1の後、相当忙しいのにこんなにお話を聞いていていいのかなと思ってしまった私。
最後に「お礼がいつかできるように頑張ります」とお伝えしたところ、
お礼はいいから「次の子にお願い」と言われた。
セミナーで受けたらいくらするんだ?くらいの価値のあるお話を
たくさん聞かせてもらってお礼なしでいいと…凄すぎる。
次の子にお願い、まだそのセリフは私からは出てこない…
まだまだ自分のことで必死でなかなか次に、となれない自分に比べて
さらっとこう言えてしまうジェダイさんがカッコ良すぎた。
正直なところ、
すごく甘い考えだけど、私はまだ20代後半に差し掛かったばかり。と
自分のことを思っていた。
会社で後輩ももちろんいるけれど、まだまだまだまだ、
先輩からたくさん吸収したいと思っているタイミング。
先輩方のすごいところも、惜しいところも全部吸い取って学ばなければ、
そんな気持ちがある中でのこの余裕。
大人の余裕だ… と思った。
すでに20代の頃から重ねてきた努力で、今の生活を200%充実されている方にとって
さらっとこう言えてしまうのも当然なんだろう。
この本にもそんなことに近いことがそういえば書いてあったな。
すごい人にはすごい人しか見えない世界があって、
その人の目線で全てを語っているから、その人の立場にないものからは
わからないことは当然。みたいな話。(私の意訳)
何かあったときにそう言える人でありたい。
「次の子たちのために、よろしくね」。