
マイルハイ
デンバー•ナゲッツ。
私が応援しているNBAのチームだ。
簡単にナゲッツを紹介
Denver Nuggets(デンバー•ナゲッツ)
本拠地:アメリカ合衆国コロラド州デンバー市
ウェスタン・カンファレンス、ノースウェスト・ディビジョン所属。
チーム名のnuggetとは塊を表す。
標高が約1マイルでマイル・ハイ・シティーとも呼ばれるデンバーに本拠を置く。
NBAのチーム中最も高地にあるチーム。
アリーナ:ボール•アリーナ
2023年にNBAリーグ優勝。
ナゲッツを好きになったきっかけ
私がはじめて好きになった選手はカーメロ•アンソニー。
当時日本で開催されていた世界選手権でアメリカ代表としてプレーしていたアンソニーのファンになり、NBAライブというテレビゲームでアンソニーがナゲッツに所属していると知る。
それからテレビでナゲッツの試合やモバイルサイトでハイライトを見るようになった。
その時はナゲッツを応援しているというよりもアンソニーを応援していたのだが、試合を多く見ることで所属している選手の名前も覚えていつしかチーム全体を応援するようになった。
いわゆる箱推しになった。
アンソニーの移籍で熱がやや冷める
アンソニーの圧倒的なオフェンスを軸にしてプレーオフには毎回進出はしていたがほとんどファーストラウンドで敗退することが多かった。
そしてアンソニーは移籍することに。
1番好きだった選手が移籍するとなり、もうナゲッツを応援することもないと思っていた。
しかし不思議とアンソニーがいなくてもナゲッツの結果を確認したりしていた。
大スターが移籍したことで、成績が落ちはじめるのかなと思っていたが、アンソニーとのトレードで獲得したガリナリや当時シックスマンだったJRスミスなどスターではないがなんとなく魅力がある選手達の活躍もあり大幅に成績が落ちることはなかった。
アンソニーが在籍していた時よりは応援する熱が冷めたのは確かだが、それでもこのチーム意外と強い?組織として結束力ある?みたいな感情が湧き上がり継続してナゲッツを応援することにした。
ナゲッツのエース番号15は受け継がれる?
エースが抜けても戦力は低下せずプレーオフに進むがやはり優勝は遠い。
いつしかJRスミスもガリナリもいなくなり、いよいよこのチームどうなるんだ?と思いきや、頭角を表してきたのが現在NBAでも大活躍しているニコラ・ヨキッチである。
アンソニーがナゲッツ在籍時に所属していた背番号15をヨキッチが今は着用している。
ナゲッツの15番はアンソニーだけの番号でいずれはナゲッツの永久欠番にもなるだろうと思っていた。
だからこそ当時はなんでこんな訳のわからない選手が15番を着用しているんだ?とさえ思っていた。なんなら少しイライラもしていた。
今となってはそんなことを思うこともなく、ヨキッチ様!!と毎試合大声援を送っているのだが。
ヨキッチ本人はナゲッツ愛があり、このチームでスパーズのダンカンのような存在になりたいと話していたことを聞いたことがある。
そうなってほしい。ナゲッツで引退まで駆け抜けてほしいと思う。
間違いなくヨキッチはナゲッツの顔であり、エース。ヨキッチが移籍することになれば正直アンソニーの移籍の時よりも悲しい気持ちになることは容易に想像できる。
どうか、どうかナゲッツを去らないでほしい。
ナゲッツの組織力
私がナゲッツを応援しているところの一つに組織力がある。
選手間の連携もさることながら、フロントスタッフなども含めたチーム全体の組織力が他のチームと比べても桁違いだと感じている。
ナゲッツを率いるカール・マローンHCの人望も大きく影響しているだろう。
ナゲッツを語る上で真っ先に思いつくエピソードがある。
ジャマール・マレーが大怪我を負い約1年以上コートから離れることになった時にマレーはマローンHCにナゲッツは自分をトレードするのかと泣きながら問いかけた。
するとマローンHCはマレーにそんなことは絶対にしない。我々は君と共に優勝を目指すと話し、マレーの回復を待った。
そしてその発言通り2023年にナゲッツは優勝を飾る。マレーの活躍なくして成し得なかった優勝だ。
近年のNBAではスター選手を獲得して即戦力を整えてすぐに優勝を狙う傾向にある。
そんな中ナゲッツはドラフトで獲得した選手を育て上げ、最小の補強に着手して選手を集めるチーム作りをしている。
ヨキッチを軸にしてから優勝するまでしっかりと育て上げ、同じメンバーでシーズンを重ねることでチームとして成熟させる。
時間はかかるが完成度が高い組織力で優勝を目指すスタイルはファンとしても成長を感じられるところが嬉しい。
ナゲッツはいわゆるスモールマーケットのチーム。選手獲得に大幅なお金をかけるのは難しい事情がある。ここ最近では優勝に貢献したKCPを手離すことになってしまった。この点は悲しいところ。
それでも今シーズンは若い選手達を育て、クリスチャン・ブラウンやジュリアン・ストローサーを筆頭にチームに貢献してくれている。
才能ある若手をスカウティングしてドラフトする能力の高さもナゲッツのフロント陣は優秀なのだ。
今シーズンのナゲッツは
シーズンも終盤戦がスタートした。開幕当初は噛み合わない試合も多く勝ち星が伸びなかった。
だが、ここ最近は9連勝を記録するなど一気にウェスタンカンファレンス3位まで上昇してきた。
ヨキッチも安定してトリプルダブルを量産し、今シーズンもMVP候補に名を連ねている。
そしてマレーもここ数試合で絶好調。キャリアハイの55得点を記録する試合もあった。
チームの完成度が上がってきたことでまた優勝に近づいたきたように感じている。
ウェスタンは毎シーズン厳しい戦いを強いられる。優勝するにはこのウェスタンカンファレンスを勝ち抜き、更にNBAファイナルでイースタンカンファレンスの勝者と試合をして勝つことでようやく優勝できる。簡単ではないが、残りのシーズンでまたチームを完成させていけばそれも叶わない夢ではない。
2023年の優勝は私個人としても本当に嬉しかった。ずっと応援してきたチームが遂に優勝を成し遂げるあの瞬間はとても特別な気分になったことを今でも覚えてる。
今シーズンもあの感動をもう一度味わいたい。その為に私ができることは、とにかく応援することだけだ。
時には大差で負けるなど悔しい気分になる時もある。でもそれも同時に推し活の一部なのだと最近は割り切れるようになった。
デンバー・ナゲッツの試合がある時は仕事を頑張ってはやく終わらせて家に帰ってすぐ試合をチェックしたいから集中力がアップする。
普段の生活にも影響を与えてくれるナゲッツという組織を私は本当に大好きなのだとあらためて思った。
これからもずっと推しのデンバー・ナゲッツを応援していく。