管理栄養士が実践！86kg → 健康体重への道のり・停滞期編
順調だった時期が終わり、待ち受けていた「停滞期」の壁
みなさん、こんにちは！管理栄養士のえみこ先生です。
前回は「できることから作戦」で、順調に体重が減っていった話をしましたね。
でも、人生そう上手くはいきません（泣）
今回は、私が経験した「停滞期」についてお話しします。
ちょと暗い内容になりますが、これも大切な経験だったと思います。
最初は順調すぎるくらい順調。
2ヶ月で-5kg！
この調子でいけば、あっという間に目標達成？なんて思っていた矢先...
3ヶ月目に入った頃から、体重計の針が動かなくなりました。
最初は「気のせいかな？」と思っていたのですが...
1週間経っても 2週間経っても 1ヶ月経っても
まったく、動かない。
そしてまた始まった、負のスパイラル！
焦りました。
焦り散らかしました。
そして始めたのが...
食事量を極端に減らす
玄米・鶏むね肉・ブロッコリー・キャベツのみの食事
カロリー計算を徹底的に行う
ぜんっぜん、心が満たされない！
味気ない食事は、全く心を満たしてくれません。
ある日、ふと気づきました。
私って...なんで管理栄養士になったんだっけ？
そう、食べることが好きだったから。
食べることで人を笑顔にしたかったから。 なのに、今の私は...
食事を楽しめない
心が満たされない
体重を落とすことだけが目的になっている
完全に本末転倒でした。
やけになった私が起こした行動とは
ええ、皆様の予想通りです（笑）
コンビニでパンを爆買い（スイートブール最高）
糖質オフビールじゃない普通のビールを購入（やっぱり美味）
夜中までダラダラ飲み食い
そして、情報収集に走る
当時流行っていたアメブロで、ダイエット情報を漁り始めました。
「◯◯さんは、1週間で-2kg！」 「△△さんは、ウエスト-5cm！」
比べてしまう。 落ち込む。 さらに食事を制限する。
私の頭の中は、数字でいっぱいになっていました。
カロリー、体重、センチ、キロ...
ダイエットに疲れる、でも・・・
こうして文字で書くと、サラッとした感じですが
この時はキツかったな〜〜（笑）
「86kgには、絶対に戻らない」
この強い思いだけが、私の中で燃え続けていました。
感情の波に揺られ 、ネットの情報に振り回され 。
それでも、私の中で響く言葉がありました。
『焦らない・諦めない・腐らない』
まるでお守りのように、毎日唱えていた言葉です。
変わらなかった唯一のこと
そんな中でも、一つだけ続けていたことがありました。
それは...体重測定と記録。
「せめて、これだけは」
今となっては、この小さな習慣が、後の大きな変化につながる種だったんだと気づきます。
今回は重たい内容になってしまいましたが、この経験が今の私を作ってくれました。 次回は、どん底から這い上がっていく希望の物語です。
私たちの人生に、無駄な経験は一つもない。 そう信じられるようになったのは、この時期を乗り越えたからかもしれません。
次回予告 『どん底からの復活！リバウンドを経験して気づいた、本当に大切なことの巻』
お楽しみに😊
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