家に猫がいるということ。
そんなこんなで、運命的は出会いをした(と思っている)私は、
車を持っていないので、ペットショップからバスに揺られて
おハルと我が家へ到着した。
おハルを迎え入れたとき、海外はコロナ真っ只中だったが、
なんとか日本はまだもちこたえている時期だったと思う。
(記憶曖昧なので違っていたらすみません)
ただ、いつ日本に感染者が出てもおかしくない、
海外からの人が乗った船は港で停泊中のまま、
乗客員はいつ降りてこられるかわからない、
そのようなニュースがやっていたように記憶している。
皆が、今後世界がどのような未来に向かっていくのかわからず、
不安のような、まだ色々把握できていない気持ちでいた頃、
小さな街の小さな家の中で、私は心をときめかせていた。
我が家に neko ga iruuu------------!!!
来てからしばらくは、ストレスの少ないように数十分だけしか
ゲージから出さないなどの制約はあったものの、
猫がいて、しかもまだ子猫で、
ゲージから出せば、遊びたい盛りのためか
ぴょんぴょん跳ねる。
ほんとにぴょんぴょん跳ねるのだ。
今まで生きてきた中でぴょんぴょんなんて
カエルかカンガルーかその他大勢の虫にしか使ったことがなかったが、
子猫もぴょんぴょん跳ねるのだ。
また、ちょっと目を離すとひとりでぐるぐるしている。
自分の身体を熟知していないからか、
自分の尻尾の先が視界に入ると、それに釣られて
追いかける。
もちろん身体が追いかければ尻尾は逃げるため
また追いかける。
延々とぐるぐるぐるぐるしている。
上から見ていると、あまりにも延々にぐるぐるしているから、
「途中で気づかないのかしら」と不思議に思うが、
本人はずーっと追いかけている。
ただ大人になっていつしかやらなくなった。
自分の身体の一部と認識したのか、そもそも胴が大きくなって
尻尾の先が目に入らなくなったのか…
そう思うとあの頃が無性に懐かしい。
もっと動画などで残しておけばよかった。