海外に来たみたいだと思った。カフェでもバスでも、海外の観光のお客さんがほとんどをしめる空間の中。自分が外に出たみたいだった。そんな日がここ何日もあった。 海外旅行気分にしてくれてありがとう、とも思った。国内にいるのに、聞こえる言語がわからない音ばかりだと、自分の日常と簡単に切り離される。みなれた風景も、そういえばなんとなく日本の壁紙じゃなくみえたり、森の様子が知ってる風景ではないように感じる。 ところで私たちは、旅行をして何を得ているんだろう。日本にいても、旅行気分が味わ
この気候で、思考が活性化されている気がする。 寒くなりかけの今が、1番懐かしくて嬉しくて少し照れるような心持ちになる。 匂いから呼び起こされる記憶があると言いますが、寒さから辿れる記憶もある。 暑さでは辿れない。暑いとそこに集中するけど、寒さは違う場所にふわっと進める。 こっから寒さが強くなると、楽しめないんだよなぁ。明日散歩して帰ることにしよう。
人がガムを噛む時には 委ねられたタイミングと出会う 人がガムを噛む時には いわゆる口寂しさというよりも 許されることを期待している 人がガムを噛む時には 終わりを決める大仕事をしている
中華屋さんにて 鮮やかな青色のパーカーを着てにこやかな笑みをたたえたガタイのいい男性「持ち帰りでチャーハン1つ」 その一部始終を目の前で見ていた私(風のようだ) その男性は店に入って注文し一旦店を出るまで、歩みを止めることなく、なめらかだった。
毎年一冊、雑誌を定期購読している。何も意識しなくても、自宅に雑誌が届くのがおもしろい。 今月のテーマは〇〇ですか、なるほど。と、とにかく受け取ることに徹することができる。 年によって雑誌を変えて楽しんでいて、今年購読している雑誌に、好きな連載があった。その連載は、私が定期購読するずっと以前からあったようだが、私がその連載を好きと思ったのは前月号のこと。 今月号が手元に届いた今、お気に入りの連載ページを開いてみると、なんと最終回であった。 女性に男性らしさを感じ(その逆もま
1ヶ月前に足をケガしてからというもの、もともと少なくなってた元気がさらにどこかに消えてしまい、それはもうめちゃくちゃ静かに暮らしていたのですが、ここへきてようやく海面から顔を出せて呼吸が楽になった気がします。 そもそも今回のケガは、もっと体力を付けたくて体を動かしてたらしてしまったケガなので、踏んだり蹴ったり感が強く、私はもう体力をつける体力や能力すらないんだ、という自己嫌悪というか事実の解釈が容易になってしまうことも、ポイントなのでした。 それと、体力を付けたらしたいこと
初めて訪ねたカフェがとても気に入った、という話なんですが、どれくらい気に入ったかというと、そのカフェに入った後、 家まで大回りして帰った 八百屋で大量に野菜を買った スーパーで必要な日用品を買った おかずを作り置きした 気になっていたドラマを最後まで見た 机の上を片付けて、今これを書いている と、さまざまに動けたわけなんです。 カフェが気に入った、と行っても、その建物が気に入ったわけではなくて。 よく思い返してみると、カフェにいたものの30分くらいでいろんなことが起きていま
日焼けしたはずなんだけど、家に帰って腕をみたら、そこまで焼けてないような気がする。 早く秋の風を感じながら歩いて過ごしたい。 そして観覧車に乗って、混んでない道を歩いて空いた電車に乗って家に帰りたい。
好きな人に会う時だけ履く靴という役割を、 この前買った靴に持たせた。 北海道から届いたその靴は、ちょうど履いていきたい日(会いたい人に会える日)に私の元にきたのでした。 その靴にはこれから、たっぷりいい空気を吸ってもらって、どんどん成長してもらおうと思う。
ケータイを変えたので、データ移行などの諸々をしようとした時に、間違って古いケータイを初期化してしまった。間違えすぎた。 あっという間に初期化されて、ほんとにびっくりした。 でもほんのちょっとだけ、もう自分の手の及ばない範囲のことが起きて(自分の手で起こしたことだけど)すっとした気分もありつつ。 とはいえ一番こたえたのは、写真のデータが消えたこと。 好きだった写真がなくなってる。好きすぎて、何度も見返していたので、その様子は覚えている。寂しいし悲しい。もう二度と戻ってこないと
カウンセリングの先生と、カウンセリングの終わり方について話したその日、おすすめ投稿に『うつヌケ』のレビューが出てきた。淡いピンク色をした表紙は、以前この本が話題になった時に見た記憶があった。「話題の本」から、「お役立ち本」になった今、会社帰りに本屋で手に取った。 本屋の漫画コーナーを一生懸命探したが、全く見当たらず、本を検索する機械で案内された棚番号は、医学コーナーだった。 なんだかここで、妙に納得してしまった。確かに医学でもあるのか。漫画、を優先してイメージしていたけど、
先日、藪の中に入って少し過ごさなきゃいけない状況だったんですが、案の定蚊に刺されたんですね。 1日に同じ薮に入らなきゃいけない機会が2回あって、2回目はちゃんと虫除けスプレーしたんです。 それで、言いたいのはここからなんですけど、左右の足首のほぼ同じ場所を刺されてるんです。 くるぶしのちょっと踵側っていうんですかね。 左右の足首が同じように赤く腫れてます。 これってすごくないですか? よっぽど、くるぶし付近が刺しやすいってことなんでしょうか。効率よく刺せるのか、いい感じ
撮ってもらった写真(集合写真)を見返してみたら、あの時こんな表情してたっけ、と思う写真だった。写真というか、データだけども。 撮ってもらう瞬間のことは覚えている。カメラを持ってる人を見てる自分を思い出せる。 その時の記憶の50倍、笑ってる集合写真だった。 確かにあの時は、嬉しい気持ちが強かったけど。 こんな笑ってたか、と感心してしまうほどでしたわ。 きっと嬉しい以上に、満足感充実感達成感取り戻した自尊心など、そんな体に満ちてた感情が表情になったんだと思いました。
見ず知らずの人の誕生日を祝う幸せな写真を眺めていたら、その子とわたしの誕生日が同じだと分かった時 30年以上の時空を超える(ように感じる) 同じ日に同じように祝われている人がいるという 当然のことを目の当たりにする
1.これから質問しようと思ってたことの答えが、ここに書く事なのではないか、と停車中の電車で思いついた! やっぱり移動時間はいい! 2.私の中で、写真と文章を一致させなきゃいけないという考えがありすぎて、インスタグラムは難しい。 タイトルの絵文字でどうだろう、と思ってる。 3.いや、1についてはやっぱり違う気がしてきた。 結局ここに書くまでのエネルギーが必要であって、私が聞くべきことはそのエネルギーの方だった。
party mixという言葉に魅了されて1週間が経つ。 きっかけは、テレビ番組のほんの一瞬で、 勝手に食べられたキャットフードを見つけた飼い主が犬に問いただし、犬は反省している様子…という、微笑ましい映像をみたとき。 私の心を、そのキャットフードのパッケージが捉えて離さなかったのです。 そしてこのアカウント名を変更したのです。 party mixというポップでカラフルな文字に、盛り上がってる猫、飛び出すキャットフード、明るい色のパッケージ。 なぜこんなにもその一瞬が魅力的